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2013年12月2日

ステッピングモーターユニット DC電源入力
CVKシリーズを新発売

オリエンタルモーター株式会社(取締役社長 倉石芳雄:東京都台東区東上野4-8-1)は、DC電源入力のステッピングモーターユニットCVKシリーズを新発売します。

概要

弊社のステッピングモーターには2相と5相があります。2相ステッピングモーターは、標準タイプで1回転200分割(1.8゜/step)で動き、5相ステッピングモーターは1回転500分割(0.72゜/step)で動くため、トルク、振動、停止精度によってどちらを使用するか決まります。また、ステッピングモーターを制御するドライバは、これまで2相と5相とで形状や価格も異なっていました。新製品のCVKシリーズは、2相、5相モーターのトルクや振動など基本特性を向上させ、同時にドライバのサイズや取り付け、I/Oコネクタを同じにし、価格をおさえて新発売します。選べる自由を追求したステッピングモーターといえます。

背景・ねらい

モーターを装置に組み込んで使用する医療機器や分析器、銀行や駅務のようなIA(Industrial Automation)市場では、従来、小型で低コストな2相ステッピングモーターが使用されることが多く見られてきました。しかし、近年のIA市場では位置決めの用途がますます多様化し、モーターへのニーズも多様化してきております。弊社では、こうしたニーズにお応えすべく、2相では今まで以上に低速域での高トルク化、低振動化を実現し、5相では全速度域での高トルク化、今まで以上に低振動・低騒音を向上させました。用途に応じて2相・5相と製品を選べる強みでお客様のニーズにお応えし、IA市場への拡販を狙います。

特徴

1.大幅なトルクアップ

モーター巻線設計の見直しと駆動回路の高効率化設計により高電流化が可能となり、大幅なトルクアップを実現しました。特に2相は250r/min付近の低速でのトルクが従来品と比べて50%アップし、5相は500r/minでのトルクが従来品と比べて85%アップするなど、高速域で大幅なトルクアップを実現しています。

2.低振動

フルデジタル制御のフルタイムマイクロステップ駆動ドライバにより、振動レベルを大幅に改善し、全速度域で低振動・低騒音を実現しました。5相ステッピングモーターユニットはさらに優れた振動特性をもっています。

3.高精度な位置決め

マイクロステップ駆動で最大125,000P/Rまで分解能を上げることが可能です。マイクロステップ駆動時はフルステップ駆動時に比べて、停止精度が悪くなるのが一般的で、特に2相は顕著になります。一方、5相ステッピングモーターは、マイクロステップ駆動時でもフルステップ駆動同様の停止精度を維持できますので、5相を採用することでより高精度な位置決めが可能になります。

4.取り付け互換

ドライバのサイズ、取り付け、I/Oコネクタが同じなので、要求に応じて2相から5相の置き換え評価が簡単にできます。

5.業界最小クラスの高性能ドライバ

ドライバのサイズ、取り付け、I/Oコネクタが同じなので、要求に応じて2相から5相の置き換え評価が簡単にできます。

・省スペース化に貢献する小型・軽量ドライバ
・ドライバ異常を早期に発見する保護機能
・なめらか運転が可能なスムースドライブ機能
・デジタルスイッチで運転電流設定可能

種類と価格(税抜)

 タイプ

 結線方式

 基本ステップ角

 取付角寸法※

 定価

 35mm

 42mm

 2相:56.4mm

 5相:60mm

 標準

 2相

 1.8゚

 ●

 ●

 ●

 16,500円~19,800円

 5相

 0.72゚

 -

 ●

 ●

 18,200円~21,800円

 高分解能

 5相

 0.36゚

 -

 ●

 ●

※片軸・両軸ともラインアップしています。

拡販を狙う市場

医療、光学機器、分析器など精密位置決めの用途などに幅広く拡販します。

販売目標

3年後 10,000台/月

発売日

2013年11月28日