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2台のモーター速度を 撹拌の速度を 一定に保ちたい 搬送時は早く、 検査時は低速で動かしたい コンベヤの速度が 安定しない 目からウロコのモーター速度制御 モーター」だ。知らない人が多そう なので、まずは速度制御モーターと してのポジションを明らかにしよ う。そのうえで、インバータやサー ボによる速度制御とはスペック面で どう違うのか、使い分けポイントな どを解説していくので、この機会に サクッと理解を深めてスマートな選 定ワザをモノにしてほしい。  ブラシレスモーターのポジション は、簡単に言うとインバータとサー ボモーターの中間。「インバータに 近い低価格で、サーボモーター同様 の速度制御ができる速度制御専用 モーター」だ。順番に説明しよう。  インバータは、モーターの運転状況 をドライバにフィードバックしない オープンループ制御をおこなってい る。オープンループでは負荷が変動 したとき、指令に対して実速度が追従 しない。負荷によって速度が変わっ たり、複数軸の速度の同期が難しいの はこのためだ。また、三相モーターの 元来のトルク特性として、低速域、高 速域でのトルク落ち込みがあるため、 狙った速度・トルクを同時に得にく い。同じ速度での運転を継続する場 合には良いが、低速から高速まで幅広 い速度域で多段速運転したい用途に はあまり適さないと言えるだろう。  小型モーターによる速度制御と言 えば、「三相インダクションモーター を汎用インバータで制御」が定番。 特に搬送系などでは、将来的なこと を考えて「とりあえず、駆動速度を 自由に設定、変更できる余地」を残 しておける、この組み合わせを選ぶ のは当然かもしれない。  確かにインバータは一般的では ある。が、「ワークの変化(重量や 粘性)で速度が都度変化するのは好 ましくない」とか「工程間はできる だけ高速、検査中は低速で搬送した い」とか、「複数台の速度を同期させ て動かすために速度の合わせこみが 必要。でも面倒」といった不満やニー ズには対応できているだろうか。  「そういう場合はサーボモーター を採用するよ」という声も聞こえて きそうなので、この件についてもう 少し考えてみよう。  速度、トルクが不足する場合、 モーターをサーボにランクアップ していいだろう。だが、三相モー ターをインバータ駆動していたこ とを考えるとコストが高くなるの が問題だ。速度の安定性や複数台 の同期の問題も、サーボ採用なら解 決できるが、これもコストとのバラ ンスを考えると、場合によっては妥 協せざるを得ないこともあるかも しれない。使い勝手とコスト、両立 できる製品はないのだろうか?  実は、こんなときに有効な第3の 選択肢がある。それが「ブラシレス インバータ? サーボ? 速度制御に何使う? 小型速度制御モーターの分野では、存在感のないブラシレスモーター。 活躍が見込めそうなシーンでも、インバータ駆動の三相モーターかサーボモーターという2強の陰に隠れがちだ。 そこで今回は、ブラシレスモーターの知られざる実力にフォーカス。 インバータやサーボによる速度制御と比較しながら、その知ってトクする使いどころを徹底解説していきたい。 [イラスト] = 鈴木順幸 ブラシレスモーター編 知ってトクする! ◆オープンループ ―  インバータ制御のデメリット サーボライクな性能を インバータ並みの価格で? 第3の選択肢 ブラシレスモーターとは こういう時は やはりサ決まりですね! ーボで こうい時こそ ブラシレスモーター なんですよ〜 うかんたんに同期させたい 2