【DO!BOOK・ページリンク】
uroko_st1212   4 / 8

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


POINT 3 実は、 応答性が高い! ら、複数モーターを同期運転させる 使い方などが特性的に適している。 例えば、2台のコンベヤにそれぞれ モーターを取り付け、基板を挟んで 搬送するといった使い方がある。 「結局、何に使うといいの?」という わけで、最後はおすすめ用途をご紹 介。  頻繁な起動・停止をおこなうイン チングのほか、振動が嫌われる画像 検査処理機器の位置決め、サーボ モーターでは調整が難しいカム駆動 などの動作、負荷が変化したり、ベ ルト駆動のような剛性が低い機構が 大好物。もちろん、ボールねじ駆動 からベルト駆動に置き換えて大幅に コストダウンするなんてアイデアも 実現できる。なにより負荷、慣性、 剛性の変化があっても調整が不要な ので、日々業務に追われて忙しい僕 らにはうれしい限りだ。  コストダウンはもちろん、性能面 においてもステッピングモーターの メリットは多数。これまで当たり前 のようにサーボモーターしか選択 しなかった人も、ステッピングモー ターについて考えるきっかけになっ たのではないだろうか。次ページ以 降では、ステッピングモーターにつ いて、より詳しく知りたい人のため に、基本的な構造やシステム、事例 など紹介している。ぜひ読んでみて 欲しい。 く傾向がある。サーボモーターが苦 手とする超低速領域で安定した回転 が得られるほか、ショートストロー クの(回転量が少ない)運転に必要 な速度域で高トルクを発生するた め、回転テーブルの角度割り出し、 インチングなどに有利という。  この特性を前提に、現在サーボ モーターを使っているなら「最高速 域まで有効に使っているか?」を考 えてみると面白そうだ。というのも、 ショートストロークでは位置決め時 間自体が短いので、最高速に達する 間もなく減速、停止してしまう。つ まり、実際にはそこまで高速特性が 必要ない場合が多いのだ。また、実 際の使われ方をみると、ストローク を問わず高速運転自体していないこ とも多い。最近は安くて特性のいい ステッピングモーターが出てきてい るので、もし置き換えられるならコ ストダウンが期待できるというわ け。先入観を持たず、用途に応じて 使い分けることが、デキるエンジニ アへの第一歩だ。   3つ目に注目するのが、何といっ ても応答性。指令がモーターに一方 的に伝達される「オープンループ制 御」は、指令への追従性がとても高 い。エンコーダのフィードバックを 待つサーボモーターの場合は、指令 に対して遅れ.があるが、ステッピ ングモーターはパルスに同期して動 作するので、遅れ.がほとんどなく、 応答性が高いのだ。こうした理由か 複数モーターを かんたんに同期運転 させられます! 高い応答性と 優れた同期性 メリットを活かして コストダウンにつなげる こんな用途が得意! ケータイ・スマホでバーコードを読み取って、 応答性デモンストレーションを見てみよう! 他にもこんな用途が! 基板搬送コンベヤ 〈クローズドループ制御〉 位置決め時間 整定時間時間 動作指令に遅れて動きます 回転速度 【ACサーボモーター】 〈オープンループ制御〉 動作指令に同期運転します 位置決め時間 時間 回転速度 【ステッピングモーター】 低剛性の機構 頻繁な起動・停止 負荷が変動 4