ARシリーズとは?

当社独自の制御方式を採用し、オープンループ制御とクローズドループ制御の良さをあわせもつARシリーズ。
優れた同期性とチューニング不要で使えることに加え、高効率化によりモーターの発熱を低減しました。ステッピングモーターが得意な、短い距離での短時間繰り返し位置決めを駆動デューティを気にせずおこなえます。

クローズドループ制御のよさは・・・

装置の信頼性が向上

通常時はオープンループ制御で運転するため、パルス指令に同期して動きます。
ローター位置検出センサが回転速度・回転量の情報を監視し、過負荷になると即座にクローズドループによる制御に切り替わり、位置の補正をおこないます。そのため、急激な負荷変動や急加速するような動きでも、運転を継続し、設定どおりの動きができます。

通常の流れ(位置偏差が±1.8゜未満)
ローター位置検出センサ

過負荷による異常を検知

アラーム信号の出力

連続した過負荷が加わった場合にはアラーム信号を出力します。装置の異常にすばやく対応することができ、装置の故障防止や迅速な復旧対応ができます。

位置決め動作が完了したときに信号を出力

END信号の出力

END信号を確認することで、きちんと動作したことを確認してから、次の動作に移れます。お客様の装置の信頼性の向上と安定した稼動に貢献できます。

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オープンループ制御のよさは・・・

高速応答でマシンタイム短縮

通常時は、オープンループ制御で制御するため、パルス指令に同期して動作し、高応答です。サーボモーターのようにパルス指令に対する遅れはありません。また、低速域で高トルクであるため、起動・減速時の応答性に優れます。

オープンループ制御とクローズドループ制御の応答性の違い
ステッピングモーターは動作指令に同期運転します。ACサーボモーターは動作指令に遅れて動きます。
ステッピングモーターとサーボモーターのトルク比較
低速域ではステッピングモーターのほうがトルクが高い

POINT ショートストロークでの頻繁な位置決め用途ではサーボモーターよりもステッピングモーターのほうが早い!

使用用途によってモーターを使い分けることで、マシンタイムの短縮ができる!

チューニング不要で装置立ち上げ時間の短縮

オープンループ制御のため、負荷の状況が変化しても、ゲイン調整なしで短時間位置決めが可能です。
特に剛性の低いベルト駆動の用途に最適です。

ステッピングモーターの場合

ゲイン調整がないため、立ち上げがスムーズ!

サーボモーターの場合

低剛性の機構では停止する時に減衰振動してしまうのでゲイン調整が必要
ベルト駆動での2軸同期運転の例
ベルト駆動での2軸同期運転の例

停止時に振動しない

ステッピングモーターは、停止時に軸が微小に動くハンチングと呼ばれる現象を起こしません。
停止時に振動すると困る用途に最適です。

例 画像検査装置
例 画像検査装置
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省エネによるコストダウン

高効率化により、消費電力量の削減が可能です。また、CO2排出量も削減できるので、装置だけでなく工場全体の省エネルギー化に大きく貢献できます。

消費電力量の比較
消費電力の比較

消費電力量が減ることでモーター1台あたり
電気代
年間7,425円削減
CO2排出量
年間 0.28t削減

*運転条件
回転速度:1000r/min
負荷率:50%
使用時間:24時間・365日連続運転 (運転70%、待機25%、停止5%)
電気料金:15円/kWh
CO2排出量:0.00055t/Wh

連続運転可能によるマシンタイムの短縮

モーターの発熱が大幅に低減したことで、高頻度な運転が可能です。
駆動デューティを気にせず、連続で運転することができるため、マシンタイムの短縮にもつながります。

サーモグラフィーによる温度分布
AR66ACと従来品の温度分布
同一条件運転時のモーター外被温度
AR66ACと従来品の同一条件運転時のモーター外被温度
● 連続運転が可能!
駆動デューティを気にする必要はありません
消費電力の比較

ご注意連続運転する場合は、モーターに250 x 250mm厚さ6mmのアルミ板相当以上の放熱板が必要です。

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