先輩インタビュー こころ、よのなか、うごいた瞬間。

Interview 06 回路設計 飯島 健太 2010年入社 理工学研究科 電子情報工学専攻修了

Interview 06 回路設計

飯島 健太 2010年入社 理工学研究科 電子情報工学専攻修了

オ ン ONの顔

たどり着いたゴールにあったのは 新たな課題との出会いだった。

 一難去ってまた一難。搬送ロボット装置用製品の立ち上げ担当者となってから、常に課題と向き合う日々が続いていた。お客様の細かな要望を取り入れた回路製品を作っていくには、社内でのさまざまなスケジュール調整が必要となる。
 試作の直前、製造メンバーの「この部品じゃ作れない」という声に、異なる部品を注文してしまったと気付き、慌ててスケジュール変更を行う。忙しさの中で「したつもり」になり、忘れてしまった各部署への連絡に追われる。やっとの思いで作った試作品が一向に動作せず、肩を落とした日もあった。怒濤のような半年を乗り越え、お客様の元へ製品をお届けすると、「きついお願いにも関わらず、対応してくれて助かった」という言葉をいただく。その瞬間、ようやくほっとすることができた。
 後日、偶然にもお客様の元で実際に装置を見る機会が訪れた。担当した製品が役立っていることを実感できるのは、この上ない喜びだ。ところが、それは完璧とは言えなかった。「窮屈そうだな。あとひと回り小さく作っていれば……」。装置は問題なく動いているものの、回路製品はぴったり収まっているとは言えなかった。喜びと後悔が同時に訪れる。求められる仕様を理解していても、技術者としてそれを実現するためにはさらなる努力が必要だと実感した。
 細かなところまで行き届いた製品を作っていくために、お客様をもっと知りたい。目標ははるか上だが、その分やりがいがあると思える。今は楽しみながら、その目標に向かっている。

オ フ OFFの顔

中学校まで続けていた野球を、事業所の野球部への入部をきっかけに再開。その他にも、週末は友人と音楽ライブやスポーツ観戦に出掛けリフレッシュしている。