ギヤのトルクを最大限まで使っていますか?

2010年11月22日

こんにちは。
寒さが苦手、そして冷え性な選定スタッフ栗原です。 

先週末、我が家ではコタツや湯たんぽ、腹巻など冬支度が整いました!
みなさんはいかがお過ごしですか?
寒さ対策には「これが効くよ」という秘策がありましたら
ぜひ検証したいのでご来社いただいた際に教えて下さい。
名古屋支社ショールームにてお待ちしています。 

さて、今日はモーター活用時のワンポイントLESSON!
『ギヤヘッドの最大トルク活用方法』について少々。。 

突然ですが、インデックステーブル・アーム駆動等の慣性体の間欠運転で、 
「加速トルクが大きくなり選定したモーターの許容トルクを超えてしまっている。
しかし、最大トルク以内におさまっているし、使用しても問題ないかな?」
と悩んだことはありませんか?

実は、加速トルクが最大トルク以内におさまっていれば使用できるんです!
▼最大トルク(例)


ただし、「平均トルクは許容トルク以内におさまっている」という条件が必要です。 
では、その平均トルクというのはどのように算出するのかご説明します。

[下図参照] 
※定速時には軸受け等の摩擦負荷がかかりますが、あまり影響しないため、 
  考えないことにします。
①一般的な慣性体駆動の場合  
 
 
                      
※P1:加速トルク,P3:減速トルク
※n1,n2,n3はt1,t3領域での平均回転数です。 

②アーム等の駆動
2節アームや垂直方向にアーム駆動 (変動負荷がかかる場合)  


※加減速最大の75%を平均トルクとします。  
                      
上記計算式より平均トルクを算出して、
平均トルクPa ≦ 使用するモーターの許容トルク 
となっていれば使用可能と判断します。   

このように、平均トルクを算出し、最大トルクを活用して考えることで、 
今まで心配だからマージンを見て大きな型番を選んでたところを 
ワンサイズ小さくできる事例もあります。
皆さんも用途に応じて最大トルクを有効に活用してみて下さい。 

ちなみにステッピングモーターで最大トルクを活用できる製品は、 
ギヤの強度面の理由より、PSギヤード、PNギヤード、 
ハーモニックギヤードタイプとなります。  

面倒な負荷計算はぜひ選定サービスをご利用下さい!
それではご連絡お待ちしております!

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