制御系モーターのトラブルはアラーム内容を確認!

2013年11月26日

東日本フィールドサービスグループの梶原です。

この間何気ない会話の中で「最近電車の中で新聞を読んでる人って減ったよね」ということが話題になりました。

言われて見れば確かにそんな気がします。混んだ電車の中で新聞を器用にタテ四つ折りにして読んでる人も

すっかり見なくなってしまいま した。その分スマホやタブレット端末を見ている人が増えましたね。

わたくしの場合たまに通勤電車で新聞を読んでるのですが、こういう話題をして以降

やはり逆に目立つというか、肩身が狭いような気がしております。別に悪いことしてないのですが...。

 

さて、今回は「制御系モーターのトラブルはアラーム内容を確認しましょう。」というお話です。

ステッピングモーターやサーボモーターなどの制御系のモーターをお使いのお客様から

「モーターが止まってしまったよ。原因は何が考えられますか?」というお問い合わせをいただくことがあります。

この様なときに最初に見極めなければならないことが、
アラーム発生によるものなのかどうかということです。


なぜならばアラームが発生すればモーターは停止するからです。

もしアラーム発生によるものであれば、ドライバ正面のアラームLEDの

点滅回数を数えることでその原因を知ることが出来ます。


ARシリーズ パルス列入力タイプを例にお話しますと、

2回点滅の場合「過負荷」「速度過剰」「指令パルス異常」「回生抵抗器過熱」の

4種類が該当します。アラームLEDで判断できるのはここまで。


更にこのうちのどれか、にまで絞り込むにはデータ設定器データ設定ソフトを使います。

お客様によってはこれらをお持ちでない場合も多いかと思いますが、

わたくしが現場にお伺いした際はデータ設定ソフトを使って調べることにしています。

(これらを使いますと過去10回までのアラーム履歴も確認できますので助かります。)

 

仮にアラームの内容が「速度過剰」や「指令パルス異常」だったとします。

こういうアラームって普通に使っているとあまり発生することは無いんですよね。

ですので、、、まずは外来のノイズの影響を疑って行きます。

パルス入力ラインにノイズが乗るとこの様なアラームが発生することが経験的に分かっています。


ちなみに下の写真は信号の入出力ライン(CW/CCW入力、ALM出力)に乗った実際のノイズ波形です。

ノイズってこんなに激しく乗ることもあるんですよ。



このノイズの発生源は近くで動作していたマグネットリレーでして、

対策としては一次側と二次側の端子間にサージ吸収用CR回路EPCR1201-2

を接続することで解決できました。

 

以上のように、原因不明によるステッピングモーターやサーボモーターなどの

制御系のモーターが突然停止した際は、まずはアラームが発生していないか確認してください。


もちろん現場でご一緒に問題解決のお手伝いもさせていただきます。

お気軽にフィールドサービスまでご連絡ください。

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