モーターの位置情報を常に検出できます

2013年12月5日

こんにちは。営業技術グループの遠藤です。
仕事柄、技術的な質問を受けることが多いのですが、お客様からこんな話を聞くことがあります。
・原点復帰をする時間を短縮したい・・・
・原点位置の精度を向上させたい・・・
・外部センサの設置場所がない・・・
・外部センサを使わずに装置を作りたいけどそんなことできるの?
・バッテリーを使って現在位置を保持しているけどバッテリー交換が手間・・・
・アブソリュートシステムにしたいけどバッテリー交換はしたくない・・・  などなど

そんな悩みを一気に解決してくれるのが、
新発売!クローズドループステッピングモーターユニットαSTEP AZシリーズです。

本当なの?と疑問を持たれる方も多いと思うので、
今回は実際にデモ機を使って試してみたいと思います。

1000ステップの位置を例にご紹介します。

①1000ステップの位置で電源をオフします。


※デモ機は、AZシリーズ位置決め機能内蔵タイプと
デジタル社製タッチパネルをModbus通信で直結しています。
 タッチパネルで「指令位置」(上)と「フィードバック位置」(下)をモニタしています。

②電源を再投入します。


 モーターの位置は1000ステップを表示し、
 モーターの位置情報を検出したことがわかります。

また、ドライバからモーターを取り外しても現在位置を検出できます。
①1000ステップの位置でモーターケーブルを外し再び接続します。

②電源を再投入します。

※装置の搬送時、ドライバとモーターを分離して出荷後、
 得意先で装置を設置後行う機械原点復帰が不要です。

電源オフ時にモーターの位置を動かしても現在位置を保持します。
※電源オフ中にモーターの位置がズレてしまった場合でも大丈夫です。

このように、モーターの位置を検出できる理由は、
新開発の「ABZOセンサ」を搭載しているからです。
「ABZOセンサ」: 小型の機械式多回転アブソリュートセンサ


モーターの位置は「ABZOセンサ」の歯車によって位置を検出するため、
電気的に記憶させる事が無くなり、結果としてバッテリーが不要になりました。
バッテリーが不要なので、メンテナンスの手間やコストを削減ができます。
また、バッテリーによる現在位置の保持期間に制限がなくなったので、
海外出荷など長期間の搬送でも、バッテリー寿命を気にする必要がありません。

以上のように、モーターの現在位置を検出できるので、原点復帰が不要になります。
更に、外部センサも不要です。
AZシリーズはソフトリウェアオーバートラベルの機能を持っています。
動作範囲の上限・下限の座標を設定しておくだけで、その座標を超えて動作することはありません。
外部センサの設置スペース、コスト、ノイズトラブルから開放されます。

今回は、AZシリーズの機能の一部をご紹介しました。
他にも、色々な機能を持ったAZシリーズ、是非ともご検討ください。

→AZシリーズはこちらから

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