未来への挑戦者たち 05

開発が楽しくて仕方がない。
考え続けることで、
時代を切り開く開発者になりたい

技術部門|横島 英明

好きなことに集中できる環境で、ロボットに夢中になった

小さい頃にそろばん塾に通っていたこともあり、理系科目が得意でした。高等専門学校(※以下高専)は理系に特化した専門的な勉強ができると知り、中学卒業後は迷うことなく高専へ進学することを決めました。入学すると本当に周囲は理系の人間ばかり。仲良くなった友達に誘われて高専ロボコンに参加すると、たちまち夢中になってロボットを作るようになりました。

手先は器用だったので、自分が想像したものがリアルに形になることがとにかく楽しかったです。夏休みはお盆期間も関係なく全日登校し、寝袋を常備して学校に泊まり込むくらい熱中していました。授業中は、つい居眠りをしてしまうこともありましたね。

話しているシーン
高専時代の横島さんがロボットを動かしている様子
高専でロボットの面白さにはまり、寝る間も惜しんで製作に没頭

自分で手を動かして作らないともったいない。譲れない思いを実現できる企業に

高専時代の先輩が、大学で蓄積した移動ロボットの基盤技術を一般企業に伝えるプロジェクトに携わっていました。とても面白そうなプロジェクトだと思い、先輩と同じロボット研究室を志望して大学に入学し、そこでオリエンタルモーターと出会いました。

研究室で使っていたロボットの足回りは、オリエンタルモーターから提供されたモーターを使っていたので、社員の方と何度も会う機会がありました。また、つくばチャンレンジの会場では、ロボットの実験走行をしている時にオリエンタルモーターの方が横に並んで歩きながら話をしてくれたりして、親近感を持っていました。

就職活動の際、自分にとっては「自分自身が設計に携われる」「常に学び続ける環境がある」「世界中の人に使ってもらえる製品を作っている」会社で働くという軸は譲れないと思いました。オリエンタルモーターには、他のどんな企業よりも自分の思いを実現できる環境があったので、就職したいと思ったんです。

※ 茨城県つくば市の市街地で移動ロボットの自律走行にチャレンジするイベント

仕事中のシーン

自分自身が製品の使い手でもある。発売後の反応が一番のモチベーションです

入社してからは、ずっと変わらず回路設計を担当しています。現在は、新製品の立ち上げを担当として、設計を行い、各部署とやり取りを重ねて製造フェーズに移行する業務をしています。製品を立ち上げる前段階では、今までにない製品を目指してひたすら試作を重ねます。思いついたアイデアが製品につながりそうな時は、研究者同士が集まって共有したりもします。

自分が設計した製品がお客様に届いて、反応が返ってくることが仕事を続ける一番のモチベーションです。もちろん、お客様の中には自分自身の存在もあります。新製品を使って、自分でもロボットを作りたい。そのために、「絶対にこの機能はなくせない」という部分や、「使う人にとってはこちらの方が使いやすい」という部分にこだわって、思いを込めて設計しています。

話しているシーン
仕事中のシーン

枠にとらわれない発想で、新しい製品を世の中に送り出す

入社4年目に第1商品開発部へ異動しました。第1商品開発部は、モーター設計、ソフト設計、回路設計など、専門分野が異なる社員が集まって開発を行う社内でも特殊な部署です。

「将来の製品に役立つなら、なんでも作って試そう」という自由な空気の中で、専門分野にとらわれずに開発に携わったことが、研究者としての自分の基盤を作ってくれました。思い返せば、「自由に挑戦する」ということは社内のどの部署にいてもできることでしたが、自分で自分に枠を設けていたんだということに改めて気付きました。

回路設計は、目に見えない電圧と電流を取り扱う仕事です。オシロスコープで電圧と電流の流れを見ながら、実際に自分の手で基板を組んで実験を重ねます。自分の頭の中ではうまく動いているのを想像できた上で試作していますが、周囲には「本当にそれで動くの?」と言われつつ、実験が成功して驚かれることもあります。実際に製品として立ち上げるとなると、原理や証明も必要になり、そう簡単にはいかないので試行錯誤を繰り返す毎日です。

考えることで仕事はもっと楽しくなる。時代を先行する研究者になりたい

現在携わっている製品開発は、自分にとっても、会社にとっても大きなチャレンジです。今までとは全く違う、レベルアップした製品で、お客様をあっと驚かすことができると思っています。

誰にも真似できない技術が詰まった製品を、真っ先に開発する技術者になりたいです。常に業界をリードする企業であるために、自分の開発した製品で会社の今後を支えるつもりで取り組んでいます。

知識を増やし、考え続けることで仕事はどんどん楽しくなります。だから後輩にも、「何のためにこの業務を行っているのか」という質問を常に投げかけるようにしています。理由を考え、理解することで、例え単調な業務であっても楽しくなってきます。楽しく開発する人が増えると、新しい技術がもっと産まれる地盤ができるはずです。自分自身がとにかく楽しみながら開発し続ける姿を、これからも発信していきたいです。

TO THE FUTURE

未来へのチャレンジを語るシーン