INTERVIEW02
ものづくりの最前線で
新たな可能性を切り拓く
土浦事業所 生産技術部 加工技術課
伊奈 彩夏

入社理由
私らしく、ものづくりに向き合える場所
学生時代は高専の機械科で学び、機械工学の基礎や実習、設計・製図などに取り組む中で、モノづくりの奥深さに惹かれるようになりました。就職活動では、「ただ製品を作るのではなく、質の高いモノづくりに真剣に向き合える環境で働きたい」という思いが強くなり、職場の雰囲気や働く人の姿を重視して企業を探していました。
当時はコロナ禍でWEB選考が主流でしたが、画面越しだけでは分からない職場の空気を知りたくて、見学できる企業には積極的に足を運びました。その中で出会ったのがオリエンタルモーターです。製造業でありながら、多くの女性が活躍し、社員の皆さんが生き生きと働く姿を見た瞬間、「ここなら、自分らしくものづくりに向き合える」と直感しました。さらに、設計から製造までを一貫して自社で手がける環境が整っており、多くの経験を積めることにも魅力を感じ、入社を決意しました。

仕事内容・やりがい
数々の課題を乗り越え、
新たな部品を生み出す
私は生産技術部加工技術課で、新製品生産に必要な新規部品の立ち上げを担当しています。新しい部品を量産するには、適切な工具や治具の選定・設計、加工プログラムの作成・調整などが不可欠です。また、時には新たな設備を社内に導入し、生産体制の強化を図ることもあります。こうした取り組みを通じて、高品質な製品を安定して生産できる環境をつくることが、生産技術の重要な役割です。
しかし、設計通りに進まないことや、試作して初めて気づく課題も少なくありません。一つひとつの問題に向き合い、最適な解決策を見つける過程は決して簡単ではありませんが、その分やりがいも大きいです。試行錯誤を重ねながら、改善を繰り返す中で、自分自身の技術が着実に向上していると実感できます。モノづくりの奥深さを日々感じながら、会社や社会に貢献できるこの仕事に、大きな魅力を感じています。

これからの目標
自分自身はもちろん
組織全体の成長に貢献したい
今後は、より効率的で高品質なものづくりを実現するために、新しい技術の導入や活用に積極的に挑戦していきたいと考えています。最新技術や異業種の技術にも目を向け、新しいアイデアを生み出していくことで、製造現場に革新をもたらしたいですね。
また最近では、自分が得た知識や経験をデータとして蓄積し、共有していくことの重要性を感じています。強いチームをつくるには、個人の成功や失敗の経験を属人化させず、ナレッジとして整理し、チーム全体で活用できる仕組みをつくることが不可欠です。一人ひとりの経験には限りがありますが、それを共有することで、個人だけでなく組織全体の成長につなげていきたいと思っています。
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年目~
入社
土浦事業所
生産技術部
加工技術課に配属