2相ステッピングモーターPKPシリーズ高トルクタイプ 取付角寸法42mm (バイポーラ結線)
2020.10.16
2相ステッピングモーターPKPシリーズに高トルクタイプを追加しました。
同等サイズの標準タイプと比べて高トルク・高応答なため、装置の小型化やタクトタイムアップに貢献します。
![]() |
![]() |
||
PKPシリーズ高トルクタイプ |
高トルクタイプ専用ドライバ |
特徴
高トルクモーター
大幅トルクアップ
PKPシリーズ標準タイプに比べて大幅にトルクアップしました。
高トルクを生かして、モーター長の短縮や一回り小さい取付角寸法をご検討いただけます。
◇同じ取付角寸法で比較した場合
<外形比較>単位:mm
<トルク特性比較>
◇取付角寸法56.4mmのモーターと比較した場合
<外形比較>単位:mm
<トルク特性比較>
高トルクを生み出す新構造
高トルクタイプは、ローターとステーターの小歯間に永久磁石が挿入されています。
従来のステッピングモーターに比べて、小歯先端の磁束密度が増加するため、より効率的にトルクを発生できる構造です。
高応答モーター
応答性アップ
高トルクタイプは標準タイプに比べて、応答性に優れています。
生産性アップに貢献
応答性の向上により、生産性アップが期待できます。
とくにショートストロークを繰り返し位置決めする用途で実力を発揮します。
<使用例>
電子部品のキャリアテープのピッチ送りをおこなう用途です。
高強度モーター
許容ラジアル荷重アップ
シャフト径は、標準タイプ(Φ5㎜)より太いΦ8㎜です。
そのため、許容ラジアル荷重が大きくなっています。
組み立て時の負荷を軽減
たとえば、ベルト・プーリ機構で使用する場合、「ベルトのテンションを低く抑えていた」、 「モーターのシャフトにラジアル荷重が集中しないよう機構を工夫していた」といった、組み立て時の調整や手間の軽減が期待できます。
関連製品
2相ステッピングモーターPKPシリーズ高トルクタイプ専用のドライバ(CVD223F2BR-K、CVD223F2B-K)を
ご用意しています。