電動アクチュエータEASシリーズ・EACシリーズ
位置決め機能内蔵タイプ(ARシリーズ搭載の場合)
運転の種類
位置決め機能内蔵タイプは、アクチュエータの運転速度や移動量を運転データで設定し、選択した運転データにしたがって、運転をおこないます。
位置決め運転
<運転パターン>
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- 単独運転
PTP(Point to Point)の位置決め運転です。
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- 連結運転
運転データを連結した多段変速位置決め運転です。
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- 連結運転2
運転データを連結したタイマ付位置決め運転です。
タイマ(ドウェル時間)は0~50.000[s]で設定可能です。
(設定単位 : 0.001[s])
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- 押し当て運転
負荷に対して、連続して加圧する位置決め運転をおこないます。
運転速度は最大25[mm/s]です。
<起動方法>
● 運転データ選択方式
● ダイレクト位置決め
● 順送り位置決め
原点復帰運転
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- 2センサ方式
リミットセンサ(+LS,-LS)を用いた原点復帰運転です。
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- 3センサ方式
リミットセンサとHOMEセンサを用いた原点復帰運転です。
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- 押し当て方式
メカ端に押し当てておこなう原点復帰運転です。
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- 位置プリセット
- ・任意の位置でP-PRESETを入力し、原点を確定する機能です。
- ・原点位置を任意の値に設定できます。
連続運転
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- ・速度点数:64点(No.0~63)
- ・変速方法:運転データNo.の切換えをおこないます。
その他の運転
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- JOG運転(テスト運転)
+JOGまたは-JOGを入力することで定寸送りを実行します。
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- 自動復帰動作
可動部が無励磁中に外力によって位置がずれたときに、元の停止していた位置に自動復帰します。
- ※
- 原点復帰運転のシーケンスを搭載していますので、上位マスタの負担軽減、ラダー作成の手間が省けます。