液体移送を一定にするポンプの駆動事例
ポンプ
課題
液体の移送量を一定にしたい
従来の装置
三相インダクションモーターでポンプを駆動し、液体を移送する装置。(速度制御にはインバータを使用)
用途 : 食品、化粧品、樹脂など様々な粘性の液体の移送、充填
従来の問題点
- 液体の種類や粘性により負荷が変動し、移送量がばらつく
解決策
ブラシレスモーター BMUシリーズ 200W、400W
負荷変動の影響を最小限にとどめ、定量移送を実現
ブラシレスモーター BMUシリーズを採用することにより、負荷が変化しても、低速から高速まで安定した回転速度で駆動することができます。200Wや400Wの高出力タイプをご用意しています。
具体的なアプリケーション例
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多品種の液体への対応が可能
フィードバック制御とPWM制御により、負荷(粘性)の変化に左右されない安定した速度制御が可能です。
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広い速度範囲で、さまざまな運転条件に対応
BMUシリーズは、80~4000r/minまでの広範囲な速度制御範囲をもちます。さらに、定格トルク内であれば、負荷の大きさが変化しても安定した速度で回転します。低速から高速まで、一定のトルクを必要とされる用途に適しています。
BMUシリーズ 200W
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ファンレスにより、異物の混入を防止
ブラシレスモーターは冷却ファンがないため、粉塵を巻き上げることがありません。食品、化粧品、樹脂などの液体への、異物の混入を防ぐことができます。
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食品機械用H1グリース対応ギヤヘッドをラインアップ
食品や飲料を取り扱う用途には、食品機械用H1グリースを採用したギヤヘッドがおすすめです。
食品機械用H1グリースとは?
NSFに「偶発的に食品に接触する可能性がある用途に使用できる潤滑剤」のカテゴリーに登録されたグリースです。
NSF(NSF International)とは
米国に本部を置く、公衆衛生及び環境に関わる、基準の開発、製品の認証、監査、教育、リスク管理などのグローバルサービスを提供する国際的な第三者認証機関です。