Q&A
製品カテゴリ: スピードコントロールモーター
機種・シリーズ: BLE2シリーズ
内容: 使用方法・設定方法 、異常・トラブル
Q&A No.: 421
- Q.
- BLE2シリーズを使用していますが、ドライバのフロントパネルに「AL30」というメッセージが表示されました。AL30とはどのような意味ですか?
- A.
-
「AL30」は過負荷状態を示すアラームです。
連続運転領域を超える負荷が、「過負荷アラーム検出時間」パラメータに設定した時間以上、モーターに加わったことが原因と考えられます。
負荷状況、加減速時間などの運転条件をご確認ください。
<参考>BLE2シリーズのアラーム一覧
アラーム
コードアラーム名称原因処置ALARM-
RESET
入力※1
(AL20)過電流地絡などによって、過大な電流がドライバに流れた。ドライバとモーターの配線に破損がないか確認してください。無効
(AL21)主回路過熱ドライバの内部温度がアラームの検出温度を超えた。- ・
- 周囲温度を見直してください。
- ・
- 筐体内の換気条件を見直してください。
有効
(AL22)過電圧- ・
- 電源電圧が定格の約120%を超えた。
- ・
- 大きな慣性負荷の急停止をおこなった。
- ・
- 電源電圧を確認してください。
- ・
- 運転時に発生するときは、負荷を軽くするか、加減速時間を長くしてください。
(AL25)不足電圧電源電圧が定格の約60%以下になった。- ・
- 電源電圧を確認してください。
- ・
- 電源ケーブルの配線を確認してください。
(AL28)センサ異常運転中に接続ケーブルのセンサ線が断線した。または、接続ケーブルが外れた。ドライバとモーターの接続を確認してください。
(AL2d)主回路
出力異常※2接続ケーブルの動力線が断線した。ドライバとモーターの接続を確認してください
(AL30)過負荷定格トルクを超える負荷が、「過負荷アラーム検出時間」パラメータに設定した時間以上モーターに加わった。- ・
- 負荷を軽くしてください。
- ・
- 加減速時間などの運転条件を見直してください。
- ・
- 低温時に発生するときは、負荷が軽い状態でモーターを回してください。
(AL31)過速度モーター出力軸の回転速度が5200r/minを超えた。- ・
- 負荷を軽くしてください。
- ・
- 加減速時間などの運転条件を見直してください。
(AL41)EEPROM異常ドライバの保存データが破損した。パラメータを初期化してください。無効
(AL42)初期時
センサ異常電源投入前に接続ケーブルのセンサ線が断線した。または、接続ケーブルが外れた。ドライバとモーターの接続を確認してください。有効
(AL46)初期時
運転禁止FWD入力またはREV入力がONのときに電源を再投入した。FWD入力またはREV入力をOFFにしてから電源を投入してください。
(AL6E)外部停止EXT-ERROR入力がOFFになった。EXT-ERROR入力を確認してください。- ※1
- アラームの解除方法
有効 : 以下の3通りです。
- ・ ALARM-RESET入力をONにする
- ・ 操作パネルまたはサポートソフトMEXE02でアラームリセットを実行する
- ・ 電源の再投入
無効 : 電源の再投入 - ※2
- トルク制限値を約60%以下に設定した場合は発生しません。
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メール開封後、内容を確認し、当社よりご連絡いたします。
なお、お問い合わせの内容によっては、お電話をさしあげる場合がありますのでご了承ください。
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