テクニカルマニュアル ブラシレスモーター編

2019年1月時点の情報です。

ブラシレスモーターは、速度の制御性や省エネルギー性能に優れたモーターです。誘導電動機をインバータや位相制御で速度制御した場合に比べ、低速回転から高速回転まで幅広い速度範囲で使用できます。また、ローターに永久磁石を使用しているので、誘導電動機のようにローターに電流を誘導する必要がないため、小型で高出力、高効率のモーターです。

本テクニカルマニュアルではブラシレスモーターの原理、特徴に加え、ACスピードコントロールモーターやインバータなど、他の速度制御用モーターとの使い分けについて解説します。

目次
  • まえがき
  • 1.ブラシレスモーターの種類
    • 1.1.インナーローター型
    • 1.2.アウターローター型
    • 1.3.ディスクローター型
  • 2.ブラシレスモーターの構造と原理
    • 2.1.DCモーターの構造と回転原理
    • 2.2.ブラシレスモーターの構造と回転原理
    • 2.3.ブラシレスモーターの主な部品
  • 3.ブラシレスモーターの駆動方式
    • 3.1.モーターの駆動方式
    • 3.2.駆動方式とモータートルク
    • 3.3.電流の制御方法
  • 4.ブラシレスモーターの制御原理
    • 4.1.基本的な駆動回路の構成と役割
    • 4.2.速度制御方法
    • 4.3.高精度な駆動回路の構成と役割
    • 4.4.トルクの制御方法
    • 4.5.制動(回生運転)
  • 5.ブラシレスモーターに用いられている技術
    • 5.1.広い速度制御範囲(低速運転)
    • 5.2.広い速度制御範囲(高速運転)
    • 5.3.高精度な速度制御
    • 5.4.安定した停止位置
    • 5.5.高効率・省エネルギー
    • 5.6.モーターが小型で軽量
  • あとがき

ここでは、一部の内容のみを掲載しています。
続きは以下よりPDFをダウンロードのうえ、ご覧ください。

1 ブラシレスモーターの種類

ブラシレスモーターは、永久磁石、巻線、検出器、駆動回路を組み合わせてモーターとしての機能を発揮できます。構造的な制約が少ないため、用途に合わせて最適な構造の専用モーターが考案されてきました。その中から、代表的な構造と特徴について説明します。

1.1 インナーローター型

ステーター(固定子)の内側にローター(回転子)があり、その表面に永久磁石を配置しています。ローターが細く慣性モーメントが小さいので、加速、減速時の応答性が優れています。また、ステーターの位置がモーター表面に近いため、放熱性が良く小型で高出力なモーターです。
この形状はブラシレスモーターとして一般的で、幅広い用途に使われています。当社のブラシレスモーターはインナーローター型です。

インナーローター型

図1.1 インナーローター型

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