ファンモーター 選定計算編
3-4. ファンモーターの必要風量の算出
3-3. ファンモーターによる放熱能力の算出での、空冷しなければならない熱量の値をもとに、ファンモーターの必要風量を求めます。
必要風量(q)の求め方
安全率は、静圧や電源電圧の変動に対するものです。必要風量を計算で求める場合は、安全率を2とします。
必要風量の変動幅が明確であれば、安全率を2より小さくしても問題ありません。
- QY
- : 空冷しなければならない熱量 [W]
- T2
- : 周囲温度 [℃]
- CP
- : 空気の定圧比熱 [J/kg・K]
- T1
- : 目標温度(装置内温度) [℃]
- σ
- : 空気の比重量 [kg/m3]
必要風量(q)の計算例
筺体の仕様と、空冷しなければならない熱量(QY)をもとに、必要風量(q)を求めます。
空冷しなければならない熱量
|
QY = 235.82 [W]
|
安全率
|
2
|
---|
条件
- σ(空気の比重量) : 1.09 [kg/m3]
- CP(空気の定圧比熱) : 1000 [J/kg・K]
- T1(目標温度) : 45 [℃]
- T2(周囲温度) : 25 [℃]
次のページでは、ファンモーターの品名選定をおこないます。
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