Orientalmotorオリエンタルモーター株式会社

スピードコントロールモーターの基礎から使い分け

2. ACスピードコントロールモーター

ACスピードコントロールモーターは、単相ACモーター(インダクションモーターおよびレバーシブルモーター)に、速度検出用のレートジェネレータ(交流発電機)を組み付けた構造をしています。専用の制御回路(スピードコントローラ)で駆動します。

2-1. 構造・動作原理・回転磁界

ACモーターの構造・回転原理について説明します。
詳細はこちらをご覧ください。

インダクションモーターの構造と動作原理

2-2. 基本特性

ACモーターの回転速度―トルク特性は、電圧が一定なら下記のような特性になります。

ACモーターの基本特性

ACモーターの基本特性

無負荷時のACモーターの回転速度は、ステーターが作る回転磁界の速度(同期回転速度)よりも少し遅れます。
負荷が増えるとその遅れが大きくなります。

ACモーターは、特性の線上かつ安定領域で回転する性質を持っています。
上のグラフのように、モーターに加わる負荷の大きさと釣り合った回転速度で回転します。

しかし、停動トルク以上の負荷になると、モーターはそれ以上のトルクを発生できません。
そのため、急激に回転速度を落とし(不安定領域をたどり)、停止します。
このように、モーターは通常、不安定領域では運転できません。

もし電圧が変化すると、この特性も電圧に比例して変化します。

電圧を変えた場合の特性イメージ

電圧を変えた場合の特性イメージ

V1、V0、V2はモーターへの印加電圧です。ACモーターの発生トルクは、電圧のほぼ二乗に比例して変化します。
ACスピードコントロールモーターは、この性質を利用して速度制御をおこないます。

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