BLHシリーズ 減速停止方法の選択について

デジタル設定タイプ、RS-485通信タイプは、「減速停止動作選択」パラメータを選択し、減速停止時の動作を選択できます。
(出荷時設定:減速停止1)

  • アナログ設定タイプは、モータータイプによって出荷時設定が異なります。品名一覧はこちら
設定した減速時間で停止させたい 自然停止させたい
減速停止 1 減速停止 3 減速停止 2
用途イメージ
  • ・スイッチング電源での使用
  • ・コンベヤなどの連続で回生電力が発生しない用途
減速停止 1
  • ・バッテリ電源での使用
  • ・AGVで坂道を下るなどの連続で回生電力が発生する用途
減速停止 3
  • ・大きな慣性体をフリーラン停止させる用途
アナログ設定タイプ
アナログ設定タイプ
停止方法

減速停止するときに発生した回生電力を電源側に戻らないようにモーター・ドライバで消費させる停止方法です。
(スイッチング電源使用時)

減速停止 1

減速停止するときに発生した回生電力を電源側に戻す停止方法です。バッテリなど電源の回生容量が大きい場合や回生電力を他機器でも使う場合に使用します。

減速停止 3

ブレーキ力がないため、自然停止します。穏やかに停止させる停止方法です。

減速停止 2
  • ※ 負側のトルク(回される方向とは逆方向に発生するトルク)をブレーキとして使えるため、短時間での停止が可能です。

アナログ設定タイプの停止方法

アナログ設定タイプの停止方法は、モータータイプによって異なります。
出荷時設定のため、停止方法を変更することはできません。

停止方法 モータータイプ
コネクタタイプ リード線タイプ/ケーブルタイプ
減速停止1
減速停止2