2相/5相ステッピングモーター PKPシリーズ 標準タイプ エンコーダ付 1000P/R

2相/5相ステッピングモーター PKPシリーズ 標準タイプにエンコーダ付 1000P/Rを追加しました。分解能1000P/Rのエンコーダを搭載して、高精度な位置検出や再現性の高い原点出しが可能です。

PKP 高分解能エンコーダ付
2相 : 取付角寸法42mm、56.4mm
5相 : 取付角寸法42mm、60mm

特徴

高精度な位置検出が可能

  • 高分解能・高角度精度エンコーダ搭載

    高分解能(1000P/R)のエンコーダを搭載。角度精度はモーターをアッセイした状態で±0.36°(保証値)です。既存のエンコーダ付モーターよりも高精度な位置検出が可能となります。

    新製品
    磁気式エンコーダ
    既存製品
    光学式エンコーダ
    分解能 1000P/R 500P/R
    角度精度 ±0.36°

    角度精度について(イメージ)

    実際の回転角度とエンコーダから出力される角度の誤差です。新しいエンコーダ付モーターは、角度精度±0.36°を保証しています。

    回転角度とエンコーダ出力パルスの誤差
  • より高精度なシステム制御が可能

    現在位置のモニタや位置ズレの検出などが可能です。±0.36°で保証された検出パルスを使用することで、より高精度なシステム制御が可能です。

    システム構成例

再現性の高い原点出しが可能

励磁原点(安定点)でZ相が出力されるため、原点センサ(モーター軸に取り付ける1回転内原点を検出するセンサ)の代用ができます。
また、Z相出力信号とTIM出力信号の併用がしやすくなり、原点出しの再現性が上がります。

  • ※ モーター出力軸が原点から7.2°回転するたびにドライバから出力される信号です。

Z相出力のタイミングが定まっている場合
新エンコーダ(磁気式)

Z相出力のタイミングが定まっている場合 新エンコーダ(磁気式)

励磁原点(安定点)を中心に±3.6°の幅で、Z相信号を出力。

Z相出力のタイミングが定まっていない場合

Z相出力のタイミングが定まっていない場合

Z相信号の出力タイミングは不定のため、原点センサとしての代用はしづらく、TIM信号との併用も難しい。

電圧出力タイプとラインドライバ出力タイプを選択可能

電圧出力タイプとラインドライバ出力タイプをご用意しています。
また、エンコーダの配線に便利なケーブルを別売りでご用意しています。

ラインアップ

2相PKPシリーズ 標準タイプ エンコーダ付 1000P/R

タイプ 取付角寸法[mm] 結線方法 定格電流[A/相] エンコーダ部
出力回路形式
定価
標準タイプ 42 バイポーラ4本リード線 2.3 電圧出力・
ラインドライバ出力
11,100円
56.4 2.8 12,500円

製品詳細情報

5相PKPシリーズ 標準タイプ エンコーダ付 1000P/R

タイプ 取付角寸法[mm] 定格電流[A/相] エンコーダ部
出力回路形式
定価
標準タイプ 42 1.8 電圧出力・
ラインドライバ出力
11,600円
60 2.4 13,600円

製品詳細情報

関連製品