小型内製ロボット活用による手作業自動化、生産性向上事例

小型内製ロボット活用による手作業自動化、生産性向上事例 イメージ

バッテリレスアブソリュートセンサ搭載モーター AZシリーズと同シリーズ搭載の電動アクチュエータ、自作ロボットを簡単に導入・制御できるロボットコントローラ MRC01により、ロボット内製を支援します。スペースに制約があり市販ロボットや装置が収まらない、コストが見合わないなどで自動化できなかった箇所では、個別事情に応じた内製ロボットが有効で、その実現ハードルは低くなっています。これらの製品活用した自動化事例を紹介します。

センサ組み立てラインの自動化

ラインをモジュール化するため、装置の幅や高さが制限されるという課題に対し、「隣り合う工程設備間の搬送」「加工位置決め」の2アクションを水平スカラロボット1台で兼ねて省工程化しました。

加工・検査モジュール 水平スカラ、ガントリロボットによる搬送・位置決め・加工・検査
加工・検査モジュール
水平スカラ、ガントリロボットによる搬送・位置決め・加工・検査

また、同じロボットを産業用ロボット横にも配置。産業用ロボットによるワーク搬送作業と内製ロボットによる部品セット作業を同時に行うことで、マシンタイムの短縮も実現しました。

部品圧入モジュール 省スペースな水平スカラロボット(手前)で産業用ロボットアーム下の限られたスペースを有効活用
部品圧入モジュール
省スペースな水平スカラロボット(手前)で産業用ロボットアーム下の限られたスペースを有効活用

ロボットはDC電源入力のAZシリーズ、中空ロータリーアクチュエータ DGⅡシリーズ、コンパクトリニアアクチュエータ DRシリーズ、電動グリッパ EHシリーズ、ロボットコントローラ MRC01だけの単純・小型設計で、1ユニット製品代100万円以下で導入。多軸ロボットの制御・設定が初めてで不安という課題もあったが、プログラミングソフト MRC Studioにより未経験者でもスムーズに設定できます。

ロボットコントローラ用プログラミングソフトMRC Studio
ロボットコントローラ用プログラミングソフト MRC Studioは、ウィザードに従うだけで簡単に動作設定・確認が可能

―『機械設計』2022年4月号に掲載された広告記事です。

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