研究開発
幅広い産業分野への貢献を目指して、さまざまな「動き」のニーズに応える製品を研究開発しています。お客様の声に⽿を傾け、時代に応じた機能・性能を搭載した、魅力ある製品の研究開発に取り組んでいます。
研究開発体制

オリエンタルモーターは、モーター、ギヤヘッド、電動アクチュエータ、ファン、ドライバなど「動き」に関わるさまざまな製品を研究・開発しています。開発部門は、生産技術部門および事業部門と一体となった基礎技術研究・製品開発を行っています。
つくば事業所には製品の開発部門を集約し、営業部門と連携をとりながらお客様のニーズを先取りできる製品開発を行っています。さらに、設計の検証や製品の評価を行う、信頼性技術センターや製品安全試験所も併設してスピーディーな商品化と、製品の安全・安心を提供できる体制を構築しています。また、技術統括部門では、製品が関係する各国の法規制や規格、環境負荷低減、知的財産を推進することをとおして開発部門をサポートしています。
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開発エリア -
モーター設計 -
製品開発 -
モーター測定 -
回路評価 -
図面作製
基礎技術研究
より先進的で、価値のある製品を提供し続けるために必要な、基礎技術の研究を行っています。国内外の研究機関や企業、教育機関との共同研究も行っています。
基礎技術研究例
HB型ステッピングモーターの電磁界解析
ハイブリッド(HB)型ステッピングモーターのステーター(固定子)とローター(回転子)は、複雑な三次元磁気回路を構成しているため、磁束の流れが複雑となります。また、狭小ギャップ、微小ステップ、局所的な強い磁気飽和、加工歪など、電磁界解析を困難としている要素が数多く存在し、従来の手法では精度の高い解析が困難でした。独自の研究により、材料の正確な磁気特性データや、磁気特性劣化の影響を、解析条件に加えることで、より精度の高い電磁界解析が可能となりました。新商品開発や製品改良に活用されています。
