社員のための取り組み
私たちは、オリエンタルモーターで働くすべての人たちが、多様な価値観や発想によってより大きな価値を創造することを目指し、多様性のある働き方を推進しています。そして、新たな課題に挑戦する人財を育てる「共育」と、一人ひとりが最大限に力を発揮するための安心・安全な職場環境づくりを重視しています。
ダイバーシティ推進
オリエンタルモーターでは、2014年12月からダイバーシティ推進活動に取り組んでいます。多様な人財が、能力を最大限に発揮していける環境を目指す行動計画を策定し、さまざまな取り組みを実践しています。すべての社員が自分らしく働き続け、能力を発揮していけるよう、今後も活動を進化させていきます。
「女性活躍推進法」に基づく行動計画
計画期間:
2022年4月1日から2025年3月31日までの3年間
行動計画目標:
- 主任に占める女性の割合を23%にする
- 有給休暇取得率65%以上を継続する
取り組み内容:
- 管理職登用のための研究会・座談会の継続実施
- 中長期的なキャリア形成支援と当事者意識の醸成
- 誰もが働きやすい職場環境づくり
- 健康経営の取り組みを通した生産性向上の実現
「えるぼし」認定の取得
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(女性活躍推進法)に基づく優良企業として、2019年8月に厚生労働大臣から「えるぼし(2段階目)」の認定を取得しています。


ダイバーシティ推進活動
- ダイバーシティマインドアップ研究会
- 仕事と役割研究会
- モノづくりウィメンズ・ラボ
- コミュニティ活動
ワークライフバランスへの取り組み
全社員の活躍推進を実現するために、働き方の見直しに取り組んでいます。一人ひとりが自分らしいワークライフバランスを実現することで、今ある力を発揮し、個人と会社が共に成長していけるための取り組みを実践しています。
仕事と育児の両立支援制度
仕事と育児の両立支援を中心にファミリーフレンドリー施策を整備しています。2015年11月に育児休業期間のうち5日間を有給としたことより、男性社員の取得者も増えています。
支援制度推進の経緯
- 2015年11月
- 育児休業の一部(5日間)有給化
- 2017年1月
- 育児短時間勤務等の期間を小学校3年生までに延長

「プラチナくるみん」認定の取得
次世代育成支援対策推進法に基づき一般事業主行動計画を提出し、計画に定めた目標を達成して一定の基準を満たした「子育てサポート企業」として2017年7月に厚生労働大臣から「くるみん」認定を取得しています。
2019年9月には、「くるみん」認定をすでに受け、さらに高い水準の取り組みを実践している企業として「プラチナくるみん」の認定を取得しました。

仕事と介護の両立支援制度
2014年4月より介護休暇を有給とし、さらに2017年1月の法改正に伴い、介護の状況に応じて柔軟な対応ができるよう、介護休業制度の拡充を行っています。
支援制度推進の経緯
- 2014年4月
- 介護休暇の有給化
- 2017年1月
- 介護休業を通算366日まで3回分割可
介護短時間勤務制度の導入

仕事と治療の両立支援
がん検診受診率50%を目指して厚生労働省が推進する「がん対策推進企業アクション」の推進パートナー企業となりました。がんを正しく知り、予防・早期発見の啓蒙活動をスタートさせています。
支援制度推進の経緯
- 2019年4月
- 入院・療養休暇20日(有給)
治療休暇10日(有給)
治療短時間勤務制度

障がい者雇用
障がい者の新規採用および職場定着に注力し、一人ひとりの適性を活かせる職場への配置をしています。
「障がい者の雇用促進等に関する法律」では、企業に対し法定雇用率(2.2%)以上の割合で雇用するよう義務付けています。
オリエンタルモーターでは、法定基準を超えた雇用を実現しています。

ハラスメント対策
就業規則でハラスメントを禁止し、その行為者に対し厳正に対処することを定めています。また、イントラネット上に、ハラスメントの基礎知識をはじめ、ハラスメントをしない・させないために心がけるべきことや、定期的に言動をセルフチェックするコーナーを設け、ハラスメントのない働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。
各事業所・地域に相談担当窓口を設置し、あらゆるハラスメントの相談を受け付ける体制を整え、プライバシーに十分配慮した迅速かつ適切な対応を行えるよう、研修を開催しています。

労働安全衛生方針
オリエンタルモーターは、全ての活動において労働安全衛生が重要課題であることを認識し、安全で心身ともに健康的な職場を提供する「人に優しい企業」として、全員参加で労働安全衛生活動に積極的に取り組みます。
- 労働安全衛生リスクの低減
全ての活動において、危険個所の低減、5Sの徹底、職場環境の整備、防災管理および心身の健康増進活動などを通して、災害および事故の低減に努めます。 - 全員参加
全ての社員が労働安全衛生課題に積極的に取り組めるように、社員の意見を尊重し、安全衛生委員会を主として情報の共有を協議しを推進します。 - 交通安全活動
交通安全活動の展開により安全運転意識を向上し、業務および通勤時の交通事故防止に努めます。 - 法令等の遵守
労働安全衛生法をはじめ関連する諸法令および社内基準を遵守します。また、必要な法定資格の取得を推進し、維持発展できる体制を目指します。 - 労働安全衛生教育
幅広い労働安全衛生教育を通して、課題を遂行できる知識の習得と意識の向上に努めます。
以上を実現するため、労働安全衛生マネジメントシステムを構築・運用し、継続的な改善に努めます。
制定日:2004年7月7日
改定日:2023年4月1日

リスクアセスメントによるリスク低減活動
設備や定常作業、非定常作業のリスクアセスメントを実施し、災害の原因となる起因物、加害物を排除する活動を継続的に行っています。化学物質に対するリスクアセスメントにも範囲を広げ、使用する物質の危険性や有害性を特定し、リスクを低減して使用する取り組みを行っています。
交通安全活動
各拠点でヒヤリハットの確認、営業車2S活動、新社員への運転練習などの教育活動や交通安全講習、後進駐車キャンペーン、長期休暇時の注意喚起など活発な啓蒙活動を展開しています。

健康経営
社員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に取り組む健康経営を推進しています。
さらなる社員の健康保持増進のため、会社と健康保険組合それぞれで行われている取り組みや活動を体系化、整理し、2021年に健康経営宣言を制定しました。今後も重点項目をもとに、健康づくりを推進し必要な施策を行います。
オリエンタルモーター健康経営宣言
オリエンタルモーターは、企業として新たな価値を創造し持続的に成長していくため、生き生きとやりがいをもって一人ひとりが働くことを目的として健康経営を推進し、社員が心身ともに健康かつ快適に働くことのできる職場環境を実現していきます。
2021年10月1日
オリエンタルモーター株式会社
代表取締役執行役員社長
健康経営最高責任者
川人 英二
重点項目
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生活習慣病対策
- 定期健康診断の受診100%
- 有所見・メタボリックシンドローム該当者への対応(再検査、保健指導の受診促進)
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メンタルヘルス対策
- ストレスチェック受検促進
- 各種メンタルヘルス講習・若手向けカウンセリングの実施
- メンタルヘルス施策(社外EAP契約、産業医との連携)
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喫煙対策
- 受動喫煙対策の促進
- 禁煙イベント、キャンペーンの実施
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職場環境の改善と健康意識の向上
- 全社健康データの把握・分析による健康課題の明確化
- 全社的なイベントの実施(ウォーキング等)
- 所定外労働時間・休暇取得状況の把握および業務効率化・休暇取得推進
- さまざまな健康意識向上活動の展開
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感染症への取り組み
- 新型コロナウイルス感染症対策
- インフルエンザ対策 等
推進体制
オリエンタルモーターは、健康経営最高責任者を代表取締役社長と定め健康経営推進体制を構築し、健康保険組合、産業医、看護師と連携しながら、社員の健康維持と増進を図ります。

健康経営戦略マップ

健康データ一覧
健康診断や生活習慣データを分析して、自社の健康状態・課題を明らかにした上でさまざまな施策を展開しています。健康面における生産性の向上を目指し、社員が健康意識を高められるような環境を整備していきます。

「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定
経済産業省と日本健康会議が主催する健康経営優良法人認定制度※において、健康経営に取り組む優良な企業として、2025年3月「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に5年連続で認定されました。
- ※ 健康経営優良法人認定制度
地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度

「共に育つ」人財育成
オリエンタルモーターの社員教育の原点は、「業績の向上」と「社員の幸せ」の同時達成です。お互いに学びながら育っていく「共育」の考え方を幹とし、入社時から自ら考え課題を解決していく「研究会」を実施して、一人ひとりの成長とスキルアップにつなげています。
