Orientalmotorオリエンタルモーター株式会社

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ACブロワMBシリーズ Sタイプ

ブロワとは、スポット的な冷却、ダクトを使用した排気、吹き飛ばし、吸着など、
高静圧が求められる装置で活躍するファンモーターです。
ブロワの特徴、良さはそのままに、使いやすさを向上させました。

  • AC入力
  • φ120mm
  • 高温送風
  • 風量調節
  • 安全規格対応
  • カタログ
  • 取扱説明書

MBシリーズ Sタイプは、ランナー径φ120mmのみのラインアップです。
ランナー径φ120mm以外のサイズをお求めの場合は、こちらをご覧ください。(ACブロワDCブロワ

品名の見方はこちら

指向性を追求し、多彩な用途を生み出します

ワークを急速冷却する ― 加熱加工後の強制冷却

加熱加工後の強制冷却

※ 吸込口にフィンガーガード(別売)を組み付けています

MBシリーズ Sタイプは、一般的なプロペラファンと比べ、吐き出しの風速が速いことが特徴です。
ワークを空冷するとき、風速が早いほど短時間で冷却できます。加熱加工のスポット冷却に最適です。

例) 300℃の鉄板(200mm×200mm×10mm)を100℃まで冷却する場合


同等サイズのプロペラファン
MBシリーズ Sタイプ
冷却時間
5分30秒
2分30秒
風速
6.7m/s
19.2m/s

冷却時間が短縮できれば、後工程の待ち時間が少なくなります。
冷却装置にブロワを採用することで、工程全体の効率化、生産性の向上を実現できます。

空気をダクトで排気する ― 実験装置内の排気

実験装置内の排気

※ 吐出口にダクト継ぎ手(別売)を組み付けています

MBシリーズ Sタイプは、吸込口にダクトを直接取り付けられる設計のため、ダクト換気に最適です。
取り付けやすさにもこだわりました。吸込口の段差により、ダクトの取付性が向上します。
ダクト継ぎ手(別売)を組み付ければ、吐出口にもダクトを取り付けできます。

ダクトの取付性向上

吸気温度-10℃以上+90℃以下に対応

乾燥機や加熱装置の温風を送風、排気できるよう、吸気温度-10℃以上+90℃以下に対応しています。
なお、高温送風をするときは、以下の使用周囲温度を確認してください。

吸気温度
使用周囲温度
-10℃以上+50℃以下
-10℃~+50℃(凍結のないこと)
+50℃超え+90℃以下
-10℃~+40℃(凍結のないこと)

※ 冷凍室のような、-10℃以下に温度調節された環境では使用できません。

液体や粉を吹き飛ばす ― 揚げ物のバッター液飛ばし

揚げ物のバッター液飛ばし

※ 吸込口にフィンガーガード(別売)を組み付けています

MBシリーズ Sタイプは、大きな静圧で指向性の強い風を送り出せるため、吹き飛ばしの用途に最適です。
風の力で吹き飛ばせば、液体や粉の量を調節するとき、ワークに直接触れる必要がありません。
ワークを清潔に保ちつつ、均一な吹き飛ばしを実現します。

吹き飛ばし量を手動で調節

風量調節用ダンパ

風量調節用ダンパ(別売)を組み付けると、手動での風量調節が可能です。
目盛りを見ながら、ワークに合わせて風量を調節できます。風量調節方法については、こちらをご覧ください

軽量・薄型ワークを吸着する ― 印刷紙の吸着(整頓)

印刷紙の吸着(整頓)

MBシリーズ Sタイプは、大きな静圧で空気を吸い込み、ワークを吸着する用途に最適です。
軽量・薄型ワークを搬送するとき、ワークの散乱、位置ズレを防ぎ、加工ミスや紛失などの工程内不良を改善します。

吸着による整頓で、工程内不良を改善

取付穴や取付金具を使用して、用途に合わせて取り付けできます

MBシリーズ Sタイプでは、吐出口の位置と、リード線の引き出し方向を変更できます。
モーター組付用ねじを外し、モーターを90°ずつ回転させ、向きを調節します。

吐出口の位置変更

吸込口側取り付け(貫通穴)

本体の貫通穴を利用して、ブロワ側から直接取り付けることができます。

吸込口側取り付け(貫通穴)

  • 実験装置内の排気
  • 印刷紙の吸着(整頓)

吐出口側取り付け(タップ穴)

本体のタップ穴を利用して、装置側から直接取り付けることができます。

吐出口側取り付け(タップ穴)

  • 揚げ物のバッター液飛ばし

取付台座

ブロワに取付台座(別売)を組み付けると、地面に対して垂直に取り付けることができます。

取付台座(組み付けたイメージ) 取付台座

  • ・ コンデンサを台座の中に収納できます

    コンデンサの収納

  • ・ 地面に対して垂直方向に取り付けてください

    垂直方向に取り付け

吐出口用取付金具

ブロワに吐出口用取付金具(別売)を組み付けると、ブロワ側から取り付けることができます。

吐出口用取付金具(組み付けたイメージ) 吐出口用取付金具

手動で、その場で、簡単に風量調節ができます

風量調節用ダンパ(別売)を組み付けると、手動での風量調節が可能です。

風量調節用ダンパ(組み付けたイメージ) 風量調節用ダンパ

吸込口の開口面積を調節し、風量を変化させます。調節は手動でおこなえます。

目盛りと風量の関係性

ダンパの本体に目盛りが刻印されています

風量調節用ダンパの本体には、目盛りが刻印されています。
目盛りと風量の変化に関するグラフ(参考値)を、風量調節用ダンパの製品詳細ページに掲載しています。

ブロワは、静圧が高く、指向性のある風を送り出すファンモーターです

ブロワの構造

ブロワ内部には、円筒状にランナー(前向き羽根)が配置されています。
モーターでランナーを回転させることによる遠心力で、回転軸に対しほぼ垂直に旋回流を発生させます。 旋回流は、スクロールというケーシングで一方向に整流され、圧力が向上します。吐出口を絞り、一定方向に風を集中して送り出します。

ブロワの構造

プロペラファンとの違い

装置内の冷却、換気に使用されるプロペラファンと、ブロワの特徴を比較します。

種類
プロペラファン
ブロワ
外観
ACプロペラファン EMUシリーズ
ACブロワ MBシリーズ Sタイプ
特徴
風量の大きい送風
静圧が大きく、指向性の強い送風
特性
風量
: 大
静圧
: 小(ブロワと比較)
風量
: 小
静圧
: 大
用途
装置全体の冷却
高密度実装装置の冷却(大型軸流ファン)
局部的な冷却
高密度実装装置の冷却
ダクト使用の送風、排気
エアによる吸着

それぞれ異なる特性に長所を持つため、用途に合わせた使い分けがポイントになります。
プロペラファンの特徴については、こちらをご覧ください

ブロワの生み出す風のイメージ

以下の動画では、ブロワの生み出す風の特徴を、視覚的に捉えることができます。(ブロワについては、再生時間0:27から)

静圧、指向性は、数値だけではイメージが難しい指標です。
当社のショールーム(東京・名古屋・大阪)では、風の勢いを、実機で体感していただけます。ご検討の際はぜひご利用ください。

バリエーション・仕様

サイズ
アラーム
電源電圧
最大風量 [m3/min]
最大静圧 [Pa]
なし
三相200V
単相100V
単相200V
三相220/230V
単相110/115V
単相220/230V
5.2
450

ランナー径φ120mm以外のサイズをお求めの場合は、こちらをご覧ください。(ACブロワDCブロワ

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