Q&A
製品カテゴリ: ハイブリッド制御システム αSTEP 、 電動アクチュエータ
機種・シリーズ: ARシリーズ 、 電動アクチュエータ ARシリーズ搭載
内容: 使用方法・設定方法
Q&A No.: 358
- Q.
- ARシリーズの負荷トルクをドライバから読み込むことはできますか?
- A.
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ARシリーズには、負荷トルクを出力する(もしくはモニタする)機能はありません。
しかし、参考程度であれば、おおよその負荷トルクを、ドライバの入力電流から推定することができます。 -
まず、ドライバ入力電流の実効値を電流計※で測定します。
次に、「負荷トルク―ドライバ入力電流特性」のグラフを参照し、参考値を求めます。
(特性グラフはWEBカタログの製品詳細ページに掲載されています) -
下記では、AR98AC-3の例を紹介します。
現在の回転数は1000rpm、ドライバ入力電流の実効値は2.5Aと仮定し、負荷トルクを推定します。 -
- 上記のグラフを読み取ると、この条件での負荷トルクは約1.5N・mであると推定できます。
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- ※
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測定には、真の実効値を測定できる電流計をご使用ください。(平均値応答型の計測器は誤差が大きいため)
真の実効値を測定できる電流計には、"RMS"や"TRUE RMS"といった表示があります。
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アブソリュートセンサ搭載
AZシリーズならば、データ設定ソフト
MEXE02の画面上で、負荷率をモニタできます。
(負荷率とは、現在の回転速度におけるプルアウトトルクを100%として、負荷トルクの割合を示すものです) - AZシリーズの負荷率モニタの方法は、スタッフレポート『おりろぐ』にて解説しています。
- AZシリーズでモーターの『負荷率』を確認してみました
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