ネットワークコンバータCC-Link Ver.2対応 NETC02-CC
2015.2.13
CC-Link通信プロトコルから当社独自のRS-485通信プロトコルへの変換器です。
CC-Link Ver.2に対応することで、ラダープログラムの簡素化やデータ送受信における通信時間の短縮を図ることができます。
特徴
プログラムの簡素化と通信時間の短縮を実現
本製品はCC-Link Ver.2※1に対応したリモートデバイス局機器です。CC-Link Ver.1.1と比較し、扱えるデータ量が大幅にアップしました。
Ver.2に対応することで、拡張サイクリック伝送※2が可能となり、複数のデータを一度に送信できるようになるため、ラダープログラムの簡素化とデータ送受信における通信時間の短縮が期待できます。
- ※1
Ver.1.1に対応していません。
- ※2
データを分割転送することにより、1局あたり最大128点のビットデータ、最大64点のワードデータの伝送を可能にした周期的交信です。
3つのコマンド実行方式から選択可能
目的にあったデータ送信方式を選択できます。
命令選択方式
転送するデータの種類(命令コード)、号機、データを設定して実行する方式です。
パラメータの読み書き、モニタ、メンテナンスコマンドに対応しています。
命令固定方式
データを設定して実行する方式です。号機と命令コードは固定となります。
回転量、速度の入力を都度送信したい場合に選択します。パラメータの読み書き、モニタコマンドに対応しています。
データ転送機能
ネットワークコンバータにストックさせたデータを転送し、通信時間の短縮を可能とする機能です。
あらかじめ、データ設定ソフトMEXE02でデータを登録する必要があります。
接続状態やアラーム内容が一目でわかる
接続状態やアラーム内容をLEDとパネルに表示し、保守・メンテナンス時にお役立ていただけます。
パネルを利用してテスト運転やパラメータの設定もおこなえます。(一部の内容に限ります)
データ設定ソフトでパラメータ設定や各種モニタがかんたん
データ設定ソフトMEXE02※を使用することで、ネットワークコンバータのパラメータ設定、RS-485通信対応製品のデータ設定および各種モニタをコンピュータでおこなうことができます。
- ※
データ設定ソフトは、こちらからダウンロードできます。
対応製品
当社のFLEX※対応製品に接続することができます。
- ※
FLEX(フレックス)とは、I/O制御、Modbus(RTU)制御、ネットワークコンバータ経由でのFAネットワーク制御に対応した製品の総称です。
詳細はこちらをご覧ください。
製品群
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シリーズ名
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ドライバ種類
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ステッピングモーター
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AR、AZ、RKII、CRK、PKAシリーズ
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位置決め機能内蔵タイプ
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電動アクチュエータ
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EAS、EZS、EAC、DRLII、DGIIシリーズ
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位置決め機能内蔵タイプ
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ブラシレスモーター
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BLEシリーズ
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RS-485通信タイプ
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種類と価格
通信プロトコル
| 品名
| 価格
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CC-Link Ver.2対応
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NETC02-CC
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22,000円
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