小型ロボット OVR

6軸垂直多関節ロボット

小型ロボット OVR 6軸垂直多関節 OVR6048K1-V
  • あらゆる角度からワークへアプローチが可能
  • 本体質量12.5kg
  • 最大リーチ長(水平)480mm、可搬質量1kg
  • 駆動モーター:バッテリレスアブソリュートセンサ搭載 AZシリーズ(DC入力)

特徴 | 6軸垂直多関節ロボット

小型・軽量

ロボット本体写真

本体重量はわずか12.5kg、設置スペースは130×130mm。
持ち運び・据付けが容易なため、ラインへの設置やレイアウト変更にも柔軟に対応します。
DC24V電源駆動のため、バッテリ対応のドライバを使用すれば搬送ロボットにも搭載可能です。

手首軸の回転・曲げによるさまざまな角度へのアプローチ

第4軸目(手首回転)

5軸多関節に対し、第4軸目に手首回転用のモーターが追加。
これにより手首軸の回転・曲げによるさまざまな角度へのアプローチが実現。
ワークの角度を変えての搬送、ロボット正面でのワークの水平搬送などができます。

お客様にてモーター交換が可能

一部のモーターをお客様にて交換できます。導入後のメンテナンス負担(コスト・時間)を軽減します。

  • ※ 当社でも保守・メンテナンス時のモーター交換をおこなっています。最寄りの支店・営業所までお問い合わせください。

かんたんに制御できるロボットコントローラ

MRCスタジオが表示されているラップトップパソコン

MRC01は、AZシリーズを搭載しているロボットを制御できるロボットコントローラです。
プログラミングソフトMRC Studioは(無料)はロボット制御未経験者でもすぐにマスターできるほど簡単なソフトです。

ダウンロードはこちら

ロボットコントローラユニットの外観写真

ロボットコントローラMRC01とAZシリーズドライバ(最大8軸搭載)をワンパッケージにした、MRCUシリーズもラインアップ。
ロボット導入における制御のハードルを下げ、立ち上げ時間の短縮に貢献します。

ロボットコントローラユニットMRCUシリーズの詳細はこちら

  • 注:使用時には産業用ロボットとしての安全を配慮してください。(協働ロボットとしては使用できません)

バッテリレスアブソリュートセンサ搭載AZシリーズを採用

バッテリレス多回転アブソリュートセンサ搭載

全軸αSTEP AZシリーズ(DC入力)を採用。
アブソリュート方式のため外部センサ不要で省配線、バッテリの管理不要でメンテナンス削減。
DC入力のため、電源ラインの引き回しが容易です。ラインへの設置やレイアウト変更に柔軟に対応できます。

ロボット導入前のお役立ちツール

MRC Studio Simulator

ロボット導入を検討している段階で、ロボット本体やMRC01がなくても、PC上で実際の動きを想定したシミュレーションが可能なソフトウェア(無料)です。

詳細はこちら

MRC Reality

実空間にバーチャルロボットを設置して、操作シミュレーションが可能です。
スマートフォン/タブレット用、ヘッドマウントディスプレイ(Meta Quest 3)用のアプリをご用意しています。

詳細はこちら

仕様

品名 OVR6048K1-V
軸数 6軸
入力電圧 DC24V
最大リーチ長 垂直 735mm(上向き)
水平 568mm/480mm(下向き)
可搬質量 1kg
標準サイクルタイム*1 0.7sec
可動範囲*2 S軸(旋回) ±170deg
L軸(下腕) -59~+108deg
U軸(上腕) -134~+150deg
R軸(手首横揺動) ±180deg*3
Bp軸(手首縦揺動) -106~+117deg
T軸(手首旋回) ±180deg*3
繰り返し位置決め精度*4 ±0.05mm
許容慣性モーメント(手首旋回軸) 0.069kgm²
本体質量 12.5kg
設置形式 架台取付け
定価 1,300,000円
  • *1:負荷1kg時、高さ25mm、幅300mmの2点間を往復させるのに要する時間です。
    ロボットコントローラMRC01を使用した時のサイクルタイムです。
  • *2:原点ピン穴に位置決めピンを入れた設置原点姿勢の状態より動作できる範囲です。
  • *3:ロボットコントローラMRC01を使用する際は±170degになります。
  • *4:各軸減速機の仕様値に基づきます。
  • *推奨電源容量DC24V 600W

外形図・動作範囲図

外形図(単位 mm)

動作範囲図(単位 mm)

  • ✽ エンドエフェクタを下向きにしたときに動作できる範囲です。

各種データ

技術資料 6軸垂直多関節
3DCAD R005.zip
2DCAD R005.dxf

システム構成

ロボット、ロボットコントローラ、ドライバ、ケーブルは別手配です。
ロボットコントローラMRC01とプログラミングソフトMRC Studioを使用することで簡単にロボット制御が可能です。
MRC01に接続できる推奨ドライバは DC 電源入力タイプのドライバ AZD-KD、またはminiドライバAZD-KR2Dです。

システム構成

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