特徴 | トルクモーター Kシリーズ/ワールドKシリーズ

垂下特性により、速度を広範囲に可変できます

モーターのトルクは、電圧の二乗に比例しますので、供給電圧を変えて回転速度を変えることができます。

巻取り作業に適しています

連続して一定速度で出てくるようなものを定張力で巻取る場合、巻枠の径が2倍になればトルクは2倍で速度は半分になる、という関係が必要です。

拘束運転に使用できます

トルクモーターは、インダクションモーターやレバーシブルモーターと異なり拘束状態または、拘束に近い低速運転でも安定したトルクが得られるように設計されています。
物を押し付けるなど静止トルクが必要な用途や、通常は拘束運転で工程の終りに拘束状態になるような負荷などに適しています。100V入力タイプを連続使用する場合の電圧は50Vです。50V以上で使用する場合は短時間定格となり、100Vの時は5分定格となります。

ご注意

拘束運転に使用する場合は出力トルクが非常に大きくなります。ギヤヘッド許容トルクを超えないようにしてください。また、当て止めは絶対にしないでください。当て止めをすると、その衝撃によりギヤヘッドが壊れてしまう恐れがあります。