配線サポート機器 コネクションサポートモジュール

モーター制御機器の接続に役立つ部品や回路を小さな基板にしました。信頼性の向上、制作時間の短縮、省スペース化などニーズに合わせてお使いください。

外部抵抗モジュール

DC24V出力のコントローラとの接続に必要な外部抵抗をご用意しました。
基板に抵抗5つを搭載。端子台で簡単・確実に接続できます。
>DINレール取り付けです。
>ドライバの入力信号にご利用いただけます。ドライバのタイプは問いません。

品名 定価 適用製品
シリーズ名 ドライバ品名
外部抵抗モジュール VCS01
VCS01 2,700円 AZ AZD
RKⅡ RKSD
CVK CVD
CRK CRD
CMK CMD
外部抵抗モジュール 使用前と使用後

CR回路モジュール

サージ電圧吸収用CR回路を確実・簡単に接続できるサポートモジュールです。
リレーなどの接点保護が簡単に実現できます。
DINレール取り付けです。

品名 定価
CR回路モジュール VCS02
VCS02 2,700円
CR回路モジュール 使用前と使用後

論理反転モジュール

信号論理の反転回路を2信号分搭載した基板をご用意しました。
さまざまな用途にご利用できます。DINレール取り付けです。
注)出力には、VCE(sat)(ON電圧)が0.3~1V残ります。
出力回路のVCE(sat)が0.5V以上ある製品(AZシリーズ、RKIIシリーズなど)にはご使用いただけませんのでご注意ください。

品名 定価
論理反転モジュール VCS03-2
VCS03-2 2,700円

仕様

電源電圧
DC5~24V±10%
入力信号
オープンコレクタ出力を接続してください。
内部プルアップ抵抗5.6kΩ(L レベル 0~0.5V)
出力信号
オープンコレクタ出力
DC30V以下、120mA以下
VCE(sat)(ON電圧)が0.3~1V 残ります。

結線例

(ファンアラーム出力によるリレー動作、LED点灯の場合)
結線例

論理反転モジュール フォトカプラ入力タイプ

信号論理の反転回路を2信号分搭載した基板をご用意しました。
24V信号を直接入力できます。
電源入力の有無をLEDで確認できます。
DINレール取り付けです。

品名 定価
論理反転モジュール フォトカプラ入力タイプ VCS03-3
VCS03-3 4,000円

仕様

電源電圧
DC5~24V±10%
入力信号
フォトカプラ入力
入力信号電圧18.1~26.4V(端子間)
最大応答周波数100kHz(デューティ50%)
出力信号
オープンコレクタ出力
DC30V以下、120mA以下
VCE(sat)(ON電圧)0.5V以下

結線例

(ファンアラーム出力によるリレー動作、LED点灯の場合)
結線例

パルス分配モジュール

1台の発振器(コントローラ)で2台のドライバを同期運転できるように、パルス信号を2つに分配するモジュールです。

品名 定価
パルス分配モジュール VCS04
VCS04 7,700円

仕様

入力形式
フォトカプラ入力
出力形式
オープンコレクタ出力

特徴

  • 1つのパルス信号を2つに分けて出力できます。
  • DINレール取付でドライバや発振器の近くに簡単に設置できます。
VCS04 構成図
VCS04 使用例イラスト

ラインドライバモジュール(耐ノイズ用パルス出力変換器)

オープンコレクタで出力されたパルス信号を、ラインドライバで再出力するモジュールです。
DINレール取り付けです。

品名 定価
ラインドライバモジュール(耐ノイズ用パルス出力変換器)VCS06
VCS06 4,900円

仕様

入力形式
フォトカプラ入力
出力形式
ラインドライバ出力

特徴

  • DC24Vでプルアップされたパルス、5Vでプルアップされたパルスのそれぞれに対応できます。
VCS06 使用例

ラインレシーバモジュール

ラインドライバで出力された信号をラインレシーバで受信し、オープンコレクタで再出力する信号出力変換器です。
DINレール取り付けです。

品名 定価
ラインレシーバモジュール VCS07
VCS07 5,500円

仕様

電源入力
DC12~24V ±10% 30mA
信号入力
IN1~4  : ラインレシーバ26C32相当
信号出力
OUT1~4 : オープンコレクタ DC30V、20mA max.
最大応答周波数
500kHz
VCS07 構成図

USB/RS-485変換モジュール

パソコンのUSBポートをRS-485シリアルインターフェイスに変換するモジュールです。
DINレール取り付けです。

品名 定価 適用製品
シリーズ名 ドライバ品名 タイプ
USB/RS-485変換モジュール VCS08
VCS08 15,000円 AZシリーズ AZD 位置決め機能内蔵タイプ
RS-485通信タイプ
RS-485通信付きパルス列入力タイプ
ARシリーズ ARD 位置決め機能内蔵タイプ
RKⅡシリーズ RKSD
CRKシリーズ CRD
BLEシリーズ BLED RS-485通信タイプ
BLVシリーズ BLVD -

仕様

USB インターフェース : USB2.0 フルスピード12Mbps
コネクタ : MiniB(メス)
RS-485 電気的特性 : EIA-485準拠
通信方式 : 半二重通信(終端抵抗120 Ω内蔵)
伝送速度 : 9,600~230,400 bps
電源 電源供給 : USBバスパワー
電源電圧 : DC5 V
消費電流 : 70 mA(最大200 mA)

動作環境

Windows: Microsoft Windows10
Microsoft Windows11
Linux: Ubuntu 22.04.2
Raspberry Pi OS/2023-5-03
(Debian GNU/Linux 11 bullseye)

特徴

  • Modbus通信でパソコンからRS-485通信に対応しているドライバを制御できます。
  • パソコン(USBコネクタのGND)とドライバ(RS-485コネクタのGND)は絶縁されています。
  • USBバスパワー駆動なので外部電源が不要です。

デバイスドライバ

Windowsの場合

デバイスドライバをインストールすることでWindowsのCOMポートとして使用することができます。
デバイスドライバのダウンロードはこちら
※圧縮ファイルを解凍後、silabser.infを右クリックし、インストールを選択してください。

Linuxの場合

Linuxディストリビューションに標準搭載されているドライバを使用します。
次の手順でVCS08を接続したシリアルポートに読み書き権限を付与してください。

    • VCS08をパソコンに接続します。
      VCS08が自動で認識され、「/dev」以下に「ttyUSB0」のようなデバイスファイルが生成されます。
    • デバイスファイル名の「0」は環境によって異なるため、次のコマンドをターミナルに入力して確認します。
      command
      コマンドを入力すると、「/dev/ttyUSB0」のようにデバイスファイル名が表示されます。
      複数のデバイスファイル名が表示されたときは、VCS08を抜き差しして確認してください。
    • 次のコマンドをターミナルに入力して、シリアルポートに読み書き権限を付与します。
      例:デバイスファイル名が「ttyUSB0」の場合
      command

接続例

VCS08 接続例