ベルトコンベヤ側面のモーター伝達機構 小型化事例
課題
コンベヤ側面の出っ張りを減らしつつ、作業性を改善したい

従来の装置
三相インダクションモーターを、カップリング機構で連結し駆動(速度制御にはインバータを使用)
- 用途
- ワークの搬送
従来の問題点
- コンベア側面にモーターや伝達機構などがはみ出し、余計なスペースが生じている
(コンベヤ1台あたりの占有スペースが広く、新しい装置を増やすことが難しい) - 装置に取り付けるための部品点数が多く、全体の組立工数が増えてしまっている
解決策
ブラシレスモーター BMUシリーズ
JHギヤ(直交軸ギヤヘッド)で
コンベヤの省スペース化と作業時間の短縮を実現

小型・高出力のブラシレスモーターBMUシリーズのJHギヤ(直交軸ギヤヘッド)を採用することにより、コンベヤ側面のモーターの出っ張りを少なくすることができます。また、JHギヤは中空ハイポイドのため、コンベヤと連結するための部品点数を削減できます。
これにより、全体の組立工数も減り、作業時間の短縮にも貢献します。
具体的なアプリケーション例

- 高強度・高許容トルクの直交軸中空ハイポイド JHギヤを使用
- ベルトコンベヤの軸にギヤを直結し、省スペース化に貢献
- トルクアームを使えば、ベルトコンベヤへの固定は一箇所止めでも可


部品点数の削減により、作業時間を短縮
伝達機構を省略することで、設計・組み立てにかかる時間や、部品発注・管理のための時間を短縮できます。
コンベヤの装置幅と高さ | 連結に必要な部品点数 | |
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従来の装置 | ![]() |
取付プレート×1 カップリング×1 スペーサー×2 |
BMUシリーズ JHギヤ |
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