グリップコンベヤ(サイドコンベヤ)のモーター部軽量化事例
課題
モーター部を軽量化したい

従来の装置
2台の三相インダクションモーターで2つのコンベヤを駆動し、円筒状(ビンやペットボトルなど)のワークを挟み込み搬送(速度制御にはインバータを使用)
- 用途
- ワークへの印字、ラベル貼り
従来の問題点
- モーターが重いと架台の強度を上げる必要があり、重く・高価なコンベヤになってしまう
また、コンベヤが重いと設置作業が大変
(モーターを2台使用するため、モーターの質量が装置の質量に大きく影響する) - モーターが重いと片手で持ち上げられず、作業がしづらい
解決策
ブラシレスモーター BMUシリーズ
モーターの大幅な軽量化を実現

ブラシレスモーター BMUシリーズを採用することにより、モーターの軽量化を実現します。
具体的なアプリケーション例

使いやすく、リーズナブルなコンベヤに
コンベヤの軽量化により、組み立て・設置・メンテナンスが容易になります。
また、架台を設計するときの自由度が向上するため、装置設計の費用を抑えることができます。
大幅な軽量化を実現
三相インダクションモーターからBMUシリーズへ変更することによって、6.6kg(1台あたり3.3kg)の軽量化が可能です。
当社の三相インダクションモーター (汎用インバータと組み合わせた場合の一例) |
BMUシリーズ | |
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出力 | 90W | 60W |
取付角寸法 | □90mm | □80mm |
ギヤタイプ | 平行軸 | 平行軸 |
減速比 | 9 | 30 |
ギヤヘッド出力軸の 許容トルク |
4.2N・m(33 ~ 133r/min) | 5.2N・m(2.7 ~ 66.7r/min) 4.9N・m(100r/min) 3.7N・m(133r/min) |
質量 | 4.7kg | 1.4kg 3.3kg削減 |