耐久試験機 シンプルな装置事例
課題
何度も往復運転する装置を、少ない部品点数でつくりたい

従来の装置
外部センサからのインプットを上位PLCで受け取り、電子機器の押しボタンを100,000回押下する耐久試験装置
- 用途
- 押しボタンの耐久試験
従来の問題点
- 単純な繰り返し動作にも関わらず、外部機器が必要で、製作にコストや時間がかかっている
- 上位PLCの配線やプログラムなど、電気的な知識が必要である
解決策
電動シリンダ EACシリーズ(AZシリーズ搭載)で
外部センサや上位PLCを削減し、シンプルな装置に

位置情報を機械的に管理するABZOセンサを搭載した、αSTEP AZシリーズを採用することにより、外部センサや上位PLCを使用せずに、繰り返し動作をおこなうことができます。また、AZシリーズを搭載した電動シリンダ EACシリーズなら、直動機構の設計が不要となり、装置をさらにシンプルにすることができます。
具体的なアプリケーション例

繰り返し回数を設定するだけで、上位PLCなしで往復運転が可能
サポートソフト MEXE02をインストールしたコンピュータと、ドライバを直接接続し、繰り返し回数を設定するだけで往復運転をすることができます。
プログラミングなどの知識は不要で、誰でも簡単に動作の設定ができます。
MEXE02での設定例については、下の動画をご参照ください。
参考動画 : αSTEP AZシリーズ繰り返し往復運転(~100,000,000回)
ABZOセンサ搭載により、外部センサも不要に

AZシリーズは、内蔵の「ABZOセンサ」により、位置情報を機械的に管理しています。
そのため、位置決め用のセンサはもちろん、原点センサやリミットセンサなどもすべて省略することができます。
ガイド付きの電動シリンダで、立ち上げ時間をさらに短縮
EACシリーズ(AZシリーズ搭載)には、シャフトガイド付きのタイプをご用意しています。
シリンダに必要な、外付けガイドの設計や部品手配の手間を省き、装置の立ち上げ時間短縮に貢献します。