停止センサを使った、ベルトコンベヤでの位置決め精度改善事例
課題
停止位置の精度を良くしたい

従来の装置
三相インダクションモーターでコンベヤを駆動し、外部センサの入力でコンベヤを停止(速度制御にはインバータを使用)
- 用途
- ワークの搬送
従来の問題点
- ワークの重量や運転速度の変化により停止位置がバラつく
(インダクションモーターのオーバーラン量が変化する)

解決策
ステッピングモーターPKPシリーズ/CVDシリーズ SCタイプ
簡単制御のまま停止精度を向上

PKPシリーズ/CVDシリーズ SCタイプは、センサ入力からの移動量が一定のため、停止位置の再現性を向上することができます。
具体的なアプリケーション例

停止位置再現性の向上
外部センサでモーターを停止する場合でも、同じ運転条件であれば、停止位置は変わりません。ワーク重量が変化しても、バラつきは発生しません。
これにより、停止位置再現性が向上します。

また、通電状態には自己保持力が発生し、停止位置を保持します。
シンプルなシステム構成で、簡単制御
ドライバに運転速度を設定し、運転指令を入れるだけで簡単に駆動できます。パルス発振器は不要です。

モーターの小型・軽量化
インダクションモーターと比べ、モーターをダウンサイジングでき、装置の小型化・軽量化に貢献します。
