停止センサを使った、ベルトコンベヤでの位置決め精度改善事例

課題

停止位置の精度を良くしたい

停止位置の精度を良くしたい

従来の装置

三相インダクションモーターでコンベヤを駆動し、外部センサの入力でコンベヤを停止(速度制御にはインバータを使用)

用途
ワークの搬送

従来の問題点

  • ワークの重量や運転速度の変化により停止位置がバラつく
    (インダクションモーターのオーバーラン量が変化する)
オーバーラン量の変化

解決策

ステッピングモーターPKPシリーズ/CVDシリーズ SCタイプ
簡単制御のまま停止精度を向上

ステッピングモーター CVDシリーズ SCタイプ

PKPシリーズ/CVDシリーズ SCタイプは、センサ入力からの移動量が一定のため、停止位置の再現性を向上することができます。

具体的なアプリケーション例

ステッピングモーター CVDシリーズ SCタイプ 簡単制御のまま停止精度を向上

停止位置再現性の向上

外部センサでモーターを停止する場合でも、同じ運転条件であれば、停止位置は変わりません。ワーク重量が変化しても、バラつきは発生しません。
これにより、停止位置再現性が向上します。

ねらった位置に停止

また、通電状態には自己保持力が発生し、停止位置を保持します。

シンプルなシステム構成で、簡単制御

ドライバに運転速度を設定し、運転指令を入れるだけで簡単に駆動できます。パルス発振器は不要です。

簡単制御

モーターの小型・軽量化

インダクションモーターと比べ、モーターをダウンサイジングでき、装置の小型化・軽量化に貢献します。

【インダクションモーター 出力25WとPKPシリーズ同等品の比較】
インダクションモーターPKPシリーズの比較