ローダーアンローダー(昇降装置) バケット搬送自動化事例
課題
バケットの積み込み、搬出を自動化したい

従来の装置
レトルト食品をバケットに手作業で積み込み、検査工程に搬出する工程。
- 用途
- バケットの移載
従来の問題点
- バケットの積み下ろしを人手に頼っているため、生産量にバラツキがでていた
解決策
Lシリーズ
ACスピードコントロールモーター DSCシリーズ搭載
ラック・ピニオン機構で移載を自動化

ラック・ピニオンシステムのLシリーズを採用することで、空きバケットの昇降、次工程への搬出を自動化できます。人手に頼らないため、生産量の見込みを立てやすくなります。
具体的なアプリケーション例

ラック・ピニオンシステムで省人化
ラック・ピニオン機構とモーターが一体化しているため、一度モーターを稼動させれば、その後の昇降をすべて自動化できます。停止位置はセンサの取り付けによって設定できます。

モーターには負荷保持用の電磁ブレーキが内蔵されてるため、停止時にバケットが落下する心配はありません。
場面によって速度を切り替え、タクトタイムを削減
DSCシリーズ搭載のLシリーズでは、4つの運転データ(速度など)を設定できます。
ワークを載せたバケットを上昇させるときは低速で、送り出した後は高速で下降する、といったように運転データを使い分けることで、工程全体のタクトタイムを削減できます。

あらかじめ、運転速度のパターンをデジタル設定しておくことで、生産量の見込みを立てやすくなります。