グリッパ(ワーク把持機構) ワークのサイズ判定事例
課題
流れてくるワークの大きさを判定したい

従来の装置
加工したワークの大きさを判定し、振り分ける工程で使用する装置。
従来の問題点
- 高価なCCDカメラシステムや測定器を使うとコストがかかる
解決策
電動グリッパ EHシリーズ
「AREA出力」「TLC出力」機能で、ワークのサイズ判定を実現

電動グリッパ EHシリーズの「押し当て運転」機能で高価なCCDカメラシステムや測定器を使うことなくワークの大きさを判定できます。
具体的なアプリケーション例

ドライバからの「AREA出力」「TLC出力」を使って、把持しただけでサイズ判定
フィンガの動作範囲をドライバからの出力信号(TLC出力、AREA出力)によって確認することで、ワークの大きさや有無を判定できます。

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- AREA出力
- モーターが設定されたエリア内にいるとき、出力される信号
- TLC出力
- 押し当て運転中、出力トルクが設定したトルク制限値に達すると出力される信号
配線の少ないシンプルなグリッパの実現
モーター部にバッテリレスアブソリュートセンサ(ABZOセンサ)を搭載したAZシリーズを採用しているので外部センサが不要です。ロボットの先端等の可動部で使用する場合には、センサ線の断線などのトラブルがなくなります。可動ケーブルを使用する必要がないためコスト削減につながります。
