XYZΘ検査装置のコスト低減

課題

装置のコストを削減したい

従来の問題点

  • XYZΘなどの複数の軸で構成される装置について、モーターとドライバを1セットで用意が必要なため配線数が多い
  • モーター型番ごとにドライバの用意が必要なため在庫点数が増える

解決策

ネットワーク対応の多軸ドライバで配線と在庫を削減

CVDシリーズ 多軸タイプ EtherCAT対応を採用することで、ドライバ1台で4軸対応できます。EtherCAT対応で省配線にし、またひとつのドライバで様々な組み合わせパターンに対応できるため、ドライバ在庫を削減できます。

CVD4A-KED 外観

ストレートタイプ

品名:CVD4A-KED

ライトアングルタイプ

品名:CVD4AR-KED

定価:各88,000円

ひとつのドライバで制御できる4軸装置

ひとつのドライバから4軸の制御が行えます。モーター、ギヤードやアクチュエータをEtherCAT通信で電流値を設定して駆動でき、また2相と5相の双方をひとつのドライバで制御できます。

4軸装置のイラスト

軸1 DRL II シリーズ

高精度位置決め。繰り返し位置決め精度 ±0.003㎜

軸2 PKPシリーズ

2相 / 5相のいずれでも対応可能

軸3 DHシリーズ

中空径を活かした省スペース

軸4 PKPシリーズ

2相 / 5相のいずれでも対応可能

豊富なモーターと電動アクチュエータのラインアップによる構築

お客様のアプリケーションで必要となる様々なモーターとアクチェーターの組み合わせが可能です。高速・高トルクあるいはコストを抑える場合は標準タイプのステッピングモーター、モーターの状態監視をされたい場合はエンコーダ付き、高トルクおよび大きい慣性体にはギヤードタイプ、機構の簡略化や省スペースには電動アクチュエータを採用できます。

CVDシリーズ 多軸タイプで駆動可能な定格電流
2相:~2.8A
5相:~2.4A

低コストの構成で装置の自動化を増やす

低コストの構成 接続例

軸1 ステッピングモーター 2相 PKPシリーズ

軸2 ステッピングモーター 2相 PKPシリーズ

軸3 ステッピングモーター 2相 PKPシリーズ

軸4 ステッピングモーター 2相 PKPシリーズ

全軸をモニタして装置の信頼性を高める

全軸をモニタして装置の信頼性を高める 接続例

軸1 ステッピングモーター 2相 PKPシリーズ エンコーダ付き

軸2 ステッピングモーター 5相 PKPシリーズ エンコーダ付き

軸3 ステッピングモーター 5相 PKPシリーズ エンコーダ付き

軸4 ステッピングモーター 2相 PKPシリーズ SHギヤード エンコーダ付き

2相と5相のステッピングモーターの使い分け

2相と5相 ステッピングモーターの双方を混在させて駆動できます。高トルク・高速かつコストを抑える場合は2相ステッピングモーター、低振動と高精度であれば5相ステッピングモーターの構成ができます。

5相でのみ実現できる低振動

マイクロステップでも停止精度が悪化しない

適用アプリケーション候補

OHT

OHT

マウンター基盤搬送軸

マウンター基盤搬送軸

ハンドリングロボット

ハンドリングロボット

ボンダー

ボンダー