Q.AZシリーズ 多軸ドライバと三菱電機株式会社製PLCを使用しています。 ドライバのパラメータを書き換えるにはどうしたらよいですか?

A.

品名

オリエンタルモーター株式会社製ドライバ(SSCNETIII/H) : AZD2A-KS3、AZD2B-KS3、AZD3A-KS3、AZD4A-KS3
三菱電機株式会社製PLC(Qシリーズ シンプルモーションユニット) : QD77MS2、QD77MS4、QD77MS16

次のいずれかの方法で書き換えることができます。

サポートソフト MEXE02で書き換える
当社サポートソフト MEXE02を使用して書き換えることができます。
書き換えた内容はNVメモリに保存されるため、電源を再投入しても変更した内容は保存されています。

サポートソフト MEXE02のダウンロードはこちら

シンプルモーションユニットから通信経由で書き換える
パラメータによっては、変更できない項目があります。またパラメータを変更した際に即時反映されるものや、NVメモリ一括書き込みを実行して制御電源を再投入した後に反映されるものなどありますので、詳しくはAZシリーズ 多軸ドライバのユーザーズマニュアルでご確認ください。

<変更例>
運転電流を100%から50%へ変更する場合について説明します。

三菱電機株式会社製GX Works2のデバイス/バッファメモリ一括モニタを使用して説明します。シンプルモーションユニットはQD77MS4でドライバの1軸目の運転電流を書き換えます。アドレスについては、Qシリーズシンプルモーションユニット、軸番号によって変わるので、三菱電機株式会社製シンプルモーションユニット設定ツール、ユーザーズマニュアル等でご確認ください。

図:シンプルモーションユニット設定ツール

「Cd.131:パラメータNo.」(バッファメモリ:Un\G1555)に変更するAZシリーズ多軸ドライバのパラメータのID(運転電流はID:006)を設定します。

図:「Cd.131:パラメータNo.」に変更するAZシリーズ多軸ドライバのパラメータのIDを設定

「Cd.132:変更データ」(バッファメモリ:Un\G1556、Un\G1557)に①で指定したパラメータの変更値(運転電流値:30%→300)を設定します。

図:「Cd.132:変更データ」に①で指定したパラメータの変更値を設定

「Cd.130:サーボパラメータ書き込み要求」(バッファメモリ:Un\G1554)に2(2ワードの意味)を書き込むことで、パラメータが設定されます。

図:「「Cd.130:サーボパラメータ書き込み要求」に2(2ワードの意味)を書き込む

サポートソフト MEXE02でデータを読み出すと、運転電流が30.0%に変わっていることが確認できます。

図:サポートソフト MEXE02で確認

製品カテゴリ: αSTEP 、ネットワーク対応製品・コントローラ
機種・シリーズ: AZシリーズ 多軸ドライバ 、電動アクチュエータ AZシリーズ搭載 多軸ドライバ
内容: 使用方法・設定方法
FAQ No.: 517

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