制御モーター用フレキシブルカップリングの特性について
2009年11月2日時点の情報です。
カップリング(軸継手)は、回転軸と回転軸を結合し軸力を伝達するために広く使用されています。また、位置制御用モーターと組合わせて使用される場合は、単に回転動力の伝達だけではなく微細な角度の伝達として使われます。そのため、様々な種類の中から使用目的に適したカップリングを選定することが重要となります。代表的な位置制御用モーター(ステッピングモーター、サーボモーター)用のカップリングについて、種類と特徴の紹介、基本的な特性やモーターと組合わせて使用した場合の特性の違い、およびカップリング選定のポイントについて説明します。
目次
- 1. はじめに
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2. 制御モーター用カップリングの種類と特徴
- 2.1.ディスクタイプカップリング
- 2.2.スリットタイプカップリング
- 2.3.ゴムタイプカップリング
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3. カップリングの特性
- 3.1.許容ミスアライメント
- 3.2.ねじり剛性
- 3.3.静的ねじりばね定数の温度特性
- 3.4.固有振動周波数
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4. 制御モーターとの組み合わせ特性
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4.1.振動特性
- 4.1.1.測定方法
- 4.1.2.振動特性比較
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4.2.ダンピング特性
- 4.2.1.測定方法
- 4.2.2.ダンピング特性比較
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4.3.位置決め特性
- 4.3.1.測定方法
- 4.3.2.位置決め特性比較
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4.1.振動特性
- 5. まとめ
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1. はじめに
フレキシブルカップリング(以後 カップリング)は、軸と軸を締結して回転力を伝達する要素部品です。 制御モーター(ステッピングモーター、サーボモーター)と組み合わせて使用される場合、回転方向のバックラッシ(ガタ)のあるカップリングやねじり剛性(トルクに対するねじれ角度)が低いカップリングを使用すると、モーター側と負荷側の回転角度にずれが生じ、位置決めの精度を損なう場合があります。そのため高い精度が必要な用途ではバックラッシがなく、ねじり剛性が高いカップリングを使用する必要があります。また装置の振動を重視する用途では、振動吸収性に優れた機械共振がないカップリングが適しています。
ここでは、カップリングの種類と特徴、制御モーターと組み合わせて使用した時の特性について説明します。

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