NXシリーズ 4つの制御モード
4つの制御モードで運転をおこなえます。また、別売りのデータ設定器(OPX-2A)またはサポートソフト(MEXE02)を使うと、各制御モードの機能を拡張することが可能です。
制御モードの詳細は「RENGA(技術情報誌)」で紹介しています。
位置制御モード
高分解能20bitのアブソリュートエンコーダを搭載し、高精度な位置決めが可能になりました。
高速・高応答
高速・高応答の特性を活かして、短時間での位置決めが可能です。
- 最高回転速度 : 5500r/min
- 出荷時整定時間 : 60~70ms

制振制御
ワークの共振をボリューム調整で解消できます。共振周波数を探すなどの面倒な作業をせず、かんたんにできます。
<使用例 : 画像検査装置>
制振制御を使用することにより、停止時のカメラの振動を抑えることができます。

アブソリュートシステム
別売りのバッテリを使うことで、アブソリュートシステムとしてお使いいただけます。エンコーダの現在位置を記憶可能なため、停電後などの復帰がかんたんにおこなえます。
速度制御モード
モーターのコギングトルク低減と高分解能エンコーダ採用により、低速域での回転のばらつき(フラッタ特性)を大幅に改善。低速でも滑らかな運転が可能です。

トルク制御モード
指令に対するトルクのばらつき(トルク精度)が改善されました。より高精度なトルク制御が可能になりました。

張力制御モード
フィルムの巻き取りなどの張力制御を検出器や制御機器を使わずにかんたんにおこなえます。
