位置決めセンサを使用しない、ベルトコンベヤの高精度な多点停止事例
課題
センサを削減して多点停止したい

従来の装置
三相インダクションモーターでコンベヤを駆動し、複数の位置決め用センサでコンベヤを多点停止(速度制御にはインバータを使用)
- 用途
- ワークの搬送
従来の問題点
- センサや周辺部品が多い分、配線やメンテナンスの工数が増えてしまう
- 断線や誤作動などのトラブルがしばしば起こる
解決策
ステッピングモーター RKⅡシリーズ
位置決め機能内蔵タイプ
位置決め用センサ不要で、高精度な多点停止を実現

ステッピングモーター RKⅡシリーズなら、位置決め用センサを使用せず、精度の高い多点停止ができます。
具体的なアプリケーション例

センサなしで高精度多点停止

位置決め機能内蔵タイプは、スタートから停止位置までの移動量を、ドライバにあらかじめ設定することで、任意の位置で停止させることができます。位置決め用センサ不要のため、停止位置の点数が増えた場合も、柔軟に対応できます。
起動、停止の応答性に優れ、オーバーランがありません。位置決めを繰り返しても停止位置がバラつかず、再現性が向上します。
また、通電状態には自己保持力が発生し、停止位置を保持します。
専用ソフトで、多点停止を簡単設定、簡単駆動
移動量や速度の異なるデータを、最大4点まで連結し、START入力1回で駆動できます。
運転データは、サポートソフト MEXE02を使用し、コンピュータ上で簡単に設定できます。

【連結運転の設定例】
モーターの小型・軽量化
インダクションモーターと比べ、モーターをダウンサイジングでき、装置の小型化・軽量化に貢献します。
