Q.AZシリーズ EtherCAT対応ドライバとオムロン株式会社製PLCの組み合わせでMC命令を使って制御します。原点復帰はどのように実行すればいいですか?
対象製品
AZシリーズ EtherCAT対応ドライバ :
AZD-AED、AZD-CED、AZD-KED、AZD2A-KED、AZD2B-KED、AZD3A-KED、AZD4A-KED、AZD-KRED
制御方法 : PLCのモーション制御(MC命令)を使用(オペレーションモードCSP、CSVモード)
ドライバの内部プロファイル(オペレーションモードPP、PV、HMモード)を使用する場合は、こちらのFAQをご確認ください。
原点復帰は、MC命令(MC_Home)を使っておこなえます。
-
オムロン株式会社製Sysmac Studioの軸設定で原点復帰方法を選択してください。
図の赤枠内がAZシリーズが対応している原点復帰方法です。 -
MC_Home命令を実行してください。
- ※ 上記は設定例です。接点名やMC命令名などは任意です。
【ご注意】
- AZシリーズではMC_Home命令の自動トルク制限機能が使用できません。そのため近傍退避・押し当て時間指定、原点近傍入力なし・押し当て原点入力指定は使えません。
- 原点復帰方法を「限界入力のみ」、「原点プリセット」以外を選択した場合、PDOマッピングでラッチ機能(60B8h)、ラッチステータス(60B9h)、ラッチ位置1(60BAh)、デジタル入力(60FDh)をマッピングする必要があります。
- 原点復帰方法を「限界入力のみ」に設定した場合、PDOマッピングでデジタル入力(60FDh)をマッピングする必要があります。
【補足】
AZシリーズはABZOセンサ(バッテリレスのアブソリュートエンコーダ)を搭載しています。そのため絶対座標の「0」を目標位置として位置決め運転することで、外部センサを使用せずに原点位置に移動できます。
詳細は以下の関連するFAQをご確認ください。
製品カテゴリ: αSTEP 、ネットワーク対応製品・コントローラ 、電動アクチュエータ
機種・シリーズ: AZシリーズ 、電動アクチュエータ AZシリーズ搭載
内容: 使用方法・設定方法
FAQ No.: 592
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