制御ラインに誘導されるノイズ対策

2013年10月31日時点の情報です。

近年、市場の合理化と省エネルギー化のニーズにより、インダクションモーターを制御するインバータ、ステッピングモーターやサーボモーターの需要が拡大しています。これにより、周辺の制御機器はインバータ、ステッピングモーターやサーボモーターを制御する駆動回路から発生するノイズの影響を受けやすくなっています。
また、制御装置の小型化により、配線スペースが減少し、制御盤内の制御ラインとインバータの動力ラインが混在して配線されているため、動力ラインから制御ラインにノイズが伝播しやすくなっています。その結果、市場ではノイズによる誤動作が増加しています。
オリエンタルモーターでは、お客様に製品を安心して使用していただくために、この問題に対してプロジェクトを発足させました。
ここでは、調査した内容と、その結果から得られたノイズ対策について紹介します。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. ノイズ発生源と伝播経路
    • 2.1.実態調査
    • 2.2.実機検証
  • 3. ノイズ対策の検証
  • 4. ノイズ対策の方法
    • 4.1.ノイズの抑制
    • 4.2.ノイズの伝播の防止
  • 5. ノイズ誤動作の対策事例
    • 5.1.対策事例1
    • 5.2.対策事例2
  • 6. まとめ
お知らせ ここでは、「1. はじめに」の内容のみを掲載しています。
続きは以下よりPDFをダウンロードのうえ、ご覧ください。

1. はじめに

近年、市場(産業界)の合理化・省エネルギー化のニーズに応えるため、インダクションモーターを制御するインバータ、ステッピングモーターやサーボモーターの需要が拡大しています。これにより、周辺の制御機器はインバータ、ステッピングモーターやサーボモーターを制御する駆動回路(ドライバ)から発生するノイズの影響を受けやすくなっています。また、装置の小型化により、配線スペースが減少し、制御盤内の制御ラインとインバータの動力ラインが混在して配線されているため、動力ラインから制御ラインにノイズが伝播しやすくなっています。その結果、市場ではノイズによる誤動作が増加しています。
オリエンタルモーターでは、お客様にオリエンタルモーター製品を安心して使用していただくために、この問題に対してプロジェクトを発足し、ノイズによる誤動作がどのように起きているか実態を調査し、その原因を明確にしたうえで、対策をまとめました。

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