AC入力プロペラファン MUシリーズ 防湿タイプの開発

2014年10月16日時点の情報です。

ファンモーターが使用される装置は、屋外や気候の変化が激しい山間部などさまざまな環境に設置されるため、ファンモーターにもそれに耐える性能が望まれています。このご要望にお応えするため当社では、新たにAC入力プロペラファンMUシリーズ防湿タイプを発売しました。
ここでは、商品の特長、高湿度に耐え得る部品の選定、耐環境性とコストバランスがとれた製品設計とその検証結果について述べます。

目次

  • 1. はじめに
  • 2. MUシリーズ防湿タイプの設計
    • 2.1.設計の狙い
    • 2.2.防湿設計
      • 2.2.1.玉軸受
      • 2.2.2.錆対策
      • 2.2.3.絶縁性能
  • 3. 信頼性検証
    • 3.1.高温高湿試験条件
    • 3.2.試験結果
      • 3.2.1.玉軸受
      • 3.2.2.錆対策
      • 3.2.3.絶縁性能
  • 4. ラインアップ
  • 5. まとめ
お知らせ ここでは、「1. はじめに」の内容のみを掲載しています。
続きは以下よりPDFをダウンロードのうえ、ご覧ください。

1. はじめに

ファンモーターが使用される装置は、温度や湿度が管理された屋内だけではなく、気候の変化が激しい山間部などの屋外環境にも設置されています。たとえば、再生可能エネルギー関連設備や携帯電話基地局など、装置が直接屋外に設置される場合が増えています。ファンモーターは装置の筐体内壁面に設置されることが多いので、温度や湿度など外気の変化にさらされることになります。そのため従来よりも厳しい設置環境に対応できるファンモーターが望まれています。
そこで、耐環境性とコストのバランスがとれたAC入力の軸流ファンMUシリーズ防湿タイプ、取付角80~140mmの6型番を発売しました(図1参照)。ここでは、この商品の特長、防湿仕様の設計条件と検証結果について述べます。

MUシリーズ防湿タイプ
図1 MUシリーズ 防湿タイプ

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ACプロペラファン MUシリーズ 防湿タイプ

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