ラウンド機能使用可否の判定(対象製品:AZシリーズ)

ラウンド機能とは、モーター出力軸の回転数が設定した範囲を超えると、現在位置の位置情報が自動的にプリセットされる機能です。

30秒で分かるラウンド機能の特徴

本サポートツールでは、お客様の条件を入力していただくことでラウンド機能の使用可否を判定します。
また、可否判定と同時に、電子ギヤとラウンド設定範囲の設定値を計算します。
装置の立ち上げ時のサポートツールとしてご活用ください。

機構から判定(これからラウンド設定をする場合)

設定値の入力



減速比
負荷側での1パルスあたりの送り量[deg]
負荷側でのリセットしたい角度[deg]
外部伝達機構を使用

(「はい」を選択された場合は、以下のフォームも入力してください)

a.負荷側のプーリー径や歯数
b.モーター側のプーリー径や歯数

判定結果の表示

判定

パラメータの設定条件の判定

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「初期座標生成・ラウンド設定範囲」パラメータの設定条件

ラウンド設定範囲は、次の条件を満たす必要があります。

この内容を別ウィンドウで表示する。

条件①の結果
 
条件②の結果
 

電子ギヤ及びラウンド設定範囲の設定値

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AZシリーズのパラメータの設定範囲
電子ギヤA 1~65535
電子ギヤB 1~65535
モーター出力軸分解能 100~10000
ラウンド設定範囲[rev] 0.5~1800.0

※ラウンド設定範囲は小数点第1位までです。
(モーター取付角寸法が30mm以下の場合は0.5~900)

この内容を別ウィンドウで表示する。

電子ギヤA
 
電子ギヤB
 
モーター出力軸分解能
 
ラウンド設定範囲[rev]
 
判定結果
 

設定値から判定(ラウンド設定済みの場合)

設定値の入力



電子ギヤA
電子ギヤB
ラウンド設定範囲[rev]

判定結果の表示

判定

パラメータの設定条件の判定

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「初期座標生成・ラウンド設定範囲」パラメータの設定条件

ラウンド設定範囲は、次の条件を満たす必要があります。

この内容を別ウィンドウで表示する。

条件①の結果
 
条件②の結果
 

このときのモーター出力軸分解能

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AZシリーズのパラメータの設定範囲
モーター出力軸分解能 100~10000

この内容を別ウィンドウで表示する。

モーター出力軸分解能
 
判定結果
 

「初期座標生成・ラウンド設定範囲」パラメータに設定できる値

「初期座標生成・ラウンド設定範囲」パラメータに設定できる値は以下の表にある、"900"または"1800"の除数のみです。これ以外の値を設定すると、ラウンド設定異常のアラームとなります。

※太字で囲まれている数値は、モーター取付角寸法が30mm以下の場合には設定できません。

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「初期座標生成・ラウンド設定範囲」パラメータの設定条件

ラウンド設定範囲は、次の条件を満たす必要があります。

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電子ギヤ及びラウンド設定範囲の設定値
電子ギヤA 1~65535
電子ギヤB 1~65535
モーター出力軸分解能 100~10000
ラウンド設定範囲[rev] 0.5~1800.0

※ラウンド設定範囲は小数点第1位までです。
(モーター取付角寸法が30mm以下の場合は0.5~900)

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AZシリーズのパラメータの設定範囲
モーター出力軸分解能 100~10000