ラウンド機能使用可否の判定(対象製品:AZシリーズ)
ラウンド機能とは、モーター出力軸の回転数が設定した範囲を超えると、現在位置の位置情報が自動的にプリセットされる機能です。
本サポートツールでは、お客様の条件を入力していただくことでラウンド機能の使用可否を判定します。
また、可否判定と同時に、電子ギヤとラウンド設定範囲の設定値を計算します。
装置の立ち上げ時のサポートツールとしてご活用ください。
機構から判定(これからラウンド設定をする場合)
設定値から判定(ラウンド設定済みの場合)
「初期座標生成・ラウンド設定範囲」パラメータに設定できる値
「初期座標生成・ラウンド設定範囲」パラメータに設定できる値は以下の表にある、"900"または"1800"の除数のみです。これ以外の値を設定すると、ラウンド設定異常のアラームとなります。

※太字で囲まれている数値は、モーター取付角寸法が30mm以下の場合には設定できません。
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「初期座標生成・ラウンド設定範囲」パラメータの設定条件
ラウンド設定範囲は、次の条件を満たす必要があります。

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電子ギヤ及びラウンド設定範囲の設定値
電子ギヤA | 1~65535 |
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電子ギヤB | 1~65535 |
モーター出力軸分解能 | 100~10000 |
ラウンド設定範囲[rev] | 0.5~1800.0 |
※ラウンド設定範囲は小数点第1位までです。
(モーター取付角寸法が30mm以下の場合は0.5~900)
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AZシリーズのパラメータの設定範囲
モーター出力軸分解能 | 100~10000 |
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