事業活動における取り組み

地球環境の維持・向上を目指し、CO2排出量の低減や限りある資源を有効活用した生産活動など事業活動を通じた環境負荷低減に取り組んでいます。

環境活動実績・パフォーマンス

環境活動の目標と実績

2023年度目標 2023年度実績 2024年度目標
CO2排出量の削減 CO2排出量を8,857 t-CO2以下とする 太陽光発電システムの導入や省エネ活動により、CO2排出量8,200 t-CO2となり目標達成 中期目標の2030年に2013年度比50%削減に向け、CO2排出量を7,581 t-CO2以下とする
エネルギーの管理 5年度間平均原単位の1%以上の低減を達成する 空調設備や照明の更新を積極的に推進。生産性の向上や省エネ活動等により、エネルギー効率が向上
5年度間平均原単位の5%低減を達成
5年度間平均原単位の1%以上の低減を達成する
廃棄物の管理 廃棄物削減活動の継続
国内主要生産拠点の廃棄物累計でリサイクル率99.0%以上を維持する
廃棄物の総排出量3,084 t(前年度比84%)
国内主要生産拠点の廃棄物累計でリサイクル率99.5%を達成
廃棄物削減活動の継続
国内主要生産拠点の廃棄物累計でリサイクル率99.0%以上を維持する
カーボンニュートラル目標

環境負荷データ

環境負荷データ イメージ
  • *報告範囲
    • ・エネルギーデータ(電気使用量、LPG使用量、灯油使用量、ガソリン使用量およびCO2排出量):日本国内のオリエンタルモーターおよび関連会社
    • ・エネルギーデータ以外:国内主要生産拠点(鶴岡中央事業所、鶴岡西事業所、つくば事業所、高松香西事業所、高松国分寺事業所、相馬事業所、柏事業所、甲府事業所)
  • *CO2排出量の算出については環境省・経済産業省の「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル」を参照しています。

環境パフォーマンス

1. エネルギー起源CO2排出量
エネルギー起源CO2排出量
2. 電力使用量
電力使用量
3. 廃棄物排出量とリサイクル率
廃棄物排出量とリサイクル率

カーボンニュートラルへの取り組み

オリエンタルモーターは関連会社を含めた国内全拠点で、気候変動や資源循環といった社会的課題に対し、製品における取り組みと事業活動での取り組みの両輪で活動していきます。Scope1、2における温室効果ガス排出量の削減について「2050年までに事業活動に伴うCO2排出量ゼロ」「2030年までにCO2排出量の2013年度比50%削減」という目標を設定しています。

事業活動では、下図の3つの活動を柱に取り組んでいきます。オリエンタルモーターのCO2排出量全体の約90%を電力が占めており、これを計画的に再生可能エネルギーに置き換えることで、CO2排出量の大幅な削減が見込めます。2023年度は高松国分寺事業所、つくば事業所、相馬事業所の3拠点へ自家消費型太陽光発電システムを導入し、再生可能エネルギーの使用を開始しました。

また、モノづくりでの省エネ活動はもちろん「全員参加の省エネ活動」に取り組んでいます。

Scope3では、Category11(製品の使用でのCO2排出量)がオリエンタルモーターにおけるサプライチェーン排出量全体の約90%を占めています。このため、お客様に環境に配慮した製品を積極的に提供することで、製品使用時のCO2削減や省資源化に大きく貢献していきます。

再生可能エネルギーを使用した電力の調達
CO2排出量(Scope1.2.3)2023年度実績
CO2排出量(Scope1.2.3)2023年度実績
  • Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
  • Scope2:他社から供給された電気の使用に伴う間接排出
  • Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
    15のCategoryのうちCategory1,3,4,5,6,7,11について算定
環境配慮製品でのCO2削減貢献料:643千t-CO2

CO2削減貢献量とは、従来使用されていた製品・サービスをより環境に配慮した自社製品・サービスで代替することによる、お客様の「削減量」のことです。
2023年度のCO2削減貢献量は643千t-CO2となり、これはモノづくりに直接関わるScope1、2の78倍となります。

  • ※ CO2削減貢献量 = 従来品使用でのCO2排出量 - 環境配慮製品使用でのCO2排出量
    (環境省資料:サプライチェーン排出量の算定と削減に向けて)

環境活動の報告

オリエンタルモーターの環境活動の内容は、「オリエンタルモーターレポート」でもご確認いただけます。

詳細はこちら

オリエンタルモーターレポート 2024