サーボモーター NXシリーズ

NXD20-C

NXD20-C

回路

製品種別 品名 定価(WEBショップ価格) 出荷日
回路 NXD20-C 72,800円(61,880円) 30日(数量:1~5)
• 本製品はサーボモーター用のドライバ回路単体品です。
• 仕様の詳細や各種データは組み合わせ品名のページに掲載している場合があります。組み合わせ品名のページにてご確認ください。
• 出荷日は、15時までにご注文された場合です。詳細はこちら

付属品

  • 回路: 入出力信号用コネクタ、モーターコネクタ、回生抵抗入力/主電源入力端子用コネクタ、DC24V電源入力/回生抵抗サーマル入力/電磁ブレーキ接続端子用コネクタ、コネクタ結線レバー

仕様

外形図

回路
回路

回路

データダウンロード

その他仕様

ドライバ仕様

上位インターフェース パルス列/アナログ速度指令電圧/アナログトルク指令電圧
最大入力パルス周波数 上位コントローラがラインドライバ出力:500kHz(Duty50%時)
上位コントローラがオープンコレクタ出力:250kHz(Duty50%時)
保護機能

次の保護機能が作動したときアラーム出力信号を出力しモーターを停止させます。

位置偏差過大、過電流保護、過熱保護、過電圧保護、主電源エラー、不足電圧、モーター過熱保護、運転時センサエラー、エンコーダ通信異常、過負荷、速度過剰、位置範囲エラー、絶対位置消失、指令パルス異常、EEPROMエラー、初期時センサエラー、初期時ローター回転有り、エンコーダEEPROMエラー、モーター組合せエラー、ABS未対応、電池なし、回生抵抗器過熱、電子ギヤ設定異常

入力信号
  • フォトカプラ入力 入力抵抗:3kΩ 入力信号電圧:4.75~26.4V
    (S-ON、CLR/ALM-RST/P-CK、P-REQ/BRAKE、TL/W-RESET、M0、M1、P-PRESET/M2、FREE)
  • フォトカプラ入力 入力抵抗:2.7kΩ 入力電圧:21.6~26.4V
    (CW+24V/PLS+24V、CCW+24V/DIR+24V)
  • フォトカプラ入力 入力抵抗:200Ω 入力電圧:3~5.25V
    (CW/PLS、CCW/DIR)
  • アナログ入力
    内部設定器による設定
    (VR1、VR2)
    アナログ入力電圧±10V 入力インピーダンス15kΩ
    外部設定器による設定 20kΩ 1/4W
    (V-REF、T-REF、P-VREF、P-TREF)
出力信号
  • フォトカプラ・オープンコレクタ出力 外部使用条件:DC30V、10mA以下
    (ALM、WNG/MOVE/MBC、END/VA、READY/AL0/P-OUTR、TLC/VLC/AL1/P-OUT0、ZSG2/zsNEAR/ZV/AL2/P-OUT1)
  • ラインドライバ出力
    外部使用条件:100Ω以上の終端抵抗をラインレシーバの入力間に接続してください。
    (ASG、BSG、ZSG1)
  • アナログモニタ出力 アナログ出力電圧±10V 出力インピーダンス1kΩ
    (V-MON、T-MON、SG)
その他の機能 位置制御、速度制御、トルク制御、張力制御
オートチューニング、制振制御機能(7~30Hz)、位置プリセット機能、現在位置出力機能、トルク制限機能
パルス列入力方式(2パルス入力、1パルス入力)、アナログモニタ出力機能(速度、トルク)、アブソリュートシステム有効/無効
ワーニング出力機能(位置偏差過大、過熱、過電圧、主電源、不足電圧、バッテリ不足電圧、過負荷、速度過剰、絶対位置消失、電子ギヤ設定異常)
拡張機能
[別売のデータ設定器(OPX-2A)またはサポートソフト(MEXE02)使用時]
拡張機能の詳細については各制御モード仕様をご覧ください。
  • ※ 別売の汎用ケーブル(CC36D1E)を使用したときの値です。

位置制御モード仕様

項目 出荷時 拡張機能時
指令方式

パルス列入力方式 次のいずれか1つにより選択。

  • 2パルス入力方式(出荷時設定)
  • 1パルス入力方式

パルス列入力方式 次のいずれか1つにより選択。

  • 2パルス入力方式
  • 1パルス入力方式
  • 位相差入力方式(内部パラメータで設定)
最大入力パルス周波数 上位コントローラがラインドライバ出力:500kHz(Duty50%時)
上位コントローラがオープンコレクタ出力:250kHz(Duty50%時)※1
分解能 1000P/R 100~100000P/R
エンコーダ出力分解能 1000P/R 100~10000P/R
制振制御周波数 無効/7~30Hz(内部設定器VR1)

以下の①、②でアナログ1種+内部パラメータ3種の計4種または内部パラメータ4種のどちらかで設定できます。

内部設定器VR1(ボリューム)1種
内部パラメータ設定3種または4種
無効/7~30Hz(内部設定器VR1)
無効/7~100Hz(内部パラメータ設定)
アブソリュートシステム位置
管理範囲
−2,147,483,648~2,147,483,647パルス
現在位置出力 2ビットシリアル出力
チューニング オートのみ
<オート>
剛性設定(SW2)を16段階より選択。
負荷慣性モーメントを推定し、剛性設定に応じたゲインを自動調整します。
オート、セミオート、マニュアルの選択が可能。
<オート>
剛性設定(SW2または内部パラメータ)を16段階より選択。
負荷慣性モーメントを推定し、剛性設定に応じたゲインを自動調整します。
<セミオート>
剛性設定(SW2または内部パラメータ)を16段階より選択。
負荷慣性モーメント比を入力します。
<マニュアル>
剛性選択(SW2または内部パラメータ)を16段階より選択。
負荷慣性モーメント比を入力します。
全てのゲインを手動で設定することができます。
トルク制限 0~300%(100%を定格トルクとする。)
外部設定器※2(T-REF)
0~300%(100%を定格トルクとする。内部パラメータでは1%毎に設定可能)
外部設定器※2(T-REF)、内部パラメータによる設定
  • 拡張機能を使用するときは、別売のデータ設定器(OPX-2A)またはサポートソフト(MEXE02)が必要です。
※1
別売の汎用ケーブル(CC36D1E)を使用したときの値です。
※2
別売のアクセサリセットを用意しています。

速度制御モード仕様

項目 出荷時 拡張機能時
指令方式

以下の①と②で2速度を設定できます。

内部設定器VR1(ボリューム)1速度
外部設定器 V-REF(ボリュームまたは外部直流電圧選択)1速度
  • ボリュームによる設定:20kΩ 1/4W
  • 外部直流電圧による設定:DC±0~10V 入力インピーダンス15kΩ

以下の①、②、③でアナログ2速+内部パラメータ設定6速の計8速度または、内部パラメータ設定8速のどちらかで8速度を設定できます。

内部設定器VR1(ボリューム)1速度
外部設定器 V-REF(ボリュームまたは外部直流電圧選択)1速度
  • ボリュームによる設定:20kΩ 1/4W
  • 外部直流電圧による設定:DC±0~10V 入力インピーダンス15kΩ
内部パラメータ設定6速度または8速度
速度設定範囲 10~5500r/min(アナログ速度設定VR1、V-REF) 10~5500r/min(アナログ速度設定VR1、V-REF)
1~5500r/min(内部パラメータ設定)
加減速時間設定範囲 5ms~10s/(1000r/min)(1000r/minあたりの加速・減速時間)
内部設定器(VR2)
5ms~10s/(1000r/min)(1000r/minあたりの加速・減速時間)
内部設定器(VR2)または内部パラメータ設定の設定選択が可能
速度変動率 対負荷 ±0.05%以下(0~定格トルク、定格回転速度、定格電圧、常温)
対電圧 ±0.05% 以下(電源入力電圧範囲、3000r/min 無負荷)
対温度 ±0.5%以下(アナログ速度設定時 VR1、V-REF)
共通条件 使用周囲温度0~+50℃、定格回転速度、無負荷、定格電圧
±0.5%以下(アナログ速度設定時 VR1、V-REF)
±0.05%以下(内部パラメータ設定時)
共通条件 使用周囲温度0~+50℃、定格回転速度、無負荷、定格電圧
トルク制限 0~300%(100%を定格トルクとする。)
外部設定器(T-REF)により設定
0~300%(100%を定格トルクとする。内部パラメータでは1%毎に設定可能)
外部設定器(T-REF)、内部パラメータによる設定
モーター停止時動作 -

モーター停止時の動作を選択可能

  • モーター無励磁
  • サーボロック停止(モーター励磁)
チューニング オートのみ
<オート>
剛性設定(SW2)を16段階より選択。
負荷慣性モーメントを推定し、剛性設定に応じたゲインを自動調整します。
オート、セミオート、マニュアルの選択が可能。
モーター停止時動作を「サーボロック停止」とした場合には、位置制御と同様に、位置ループゲイン、速度フィードフォワードが設定されます。
<オート>
剛性設定(SW2または内部パラメータ)を16段階より選択。
負荷慣性モーメントを推定し、剛性設定に応じたゲインを自動調整します。
<セミオート>
剛性設定(SW2または内部パラメータ)を16段階より選択。
負荷慣性モーメント比を入力します。
<マニュアル>
剛性選択(SW2または内部パラメータ)を16段階より選択。
負荷慣性モーメント比を入力します。
全てのゲインを手動で設定することができます。
エンコーダ出力分解能 1000P/R 100~10000P/R
  • 拡張機能を使用するときは、別売のデータ設定器(OPX-2A)またはサポートソフト(MEXE02)が必要です。
  • ※ 別売のアクセサリセットを用意しています。

トルク制御モード仕様

項目 出荷時 拡張機能時
指令方式

以下の①と②で2種を設定できます。

内部設定器VR1(ボリューム)1種
外部設定器T-REF(ボリュームまたは外部直流電圧選択)1種
  • ボリュームによる設定:20kΩ 1/4W
  • 外部直流電圧による設定:DC±0~10V 入力インピーダンス15kΩ

以下の①、②、③でアナログ2種+内部パラメータ設定6種の計8種または、内部パラメータ設定8種のどちらかで8種を設定できます。

内部設定器VR1(ボリューム)1種
外部設定器T-REF(ボリュームまたは外部直流電圧選択)1種
  • ボリュームによる設定:20kΩ 1/4W
  • 外部直流電圧による設定:DC±0~10V 入力インピーダンス15kΩ
内部パラメータ設定6種または8種
トルク制御範囲 0~300%(100%を定格トルクとする。) 0~300%(100%を定格トルクとする。内部パラメータでは1%毎に設定可能)
速度制限 0~5500r/min
内部設定器(VR2)または外部設定器(V-REF)による設定
0~5500r/min(内部パラメータでは1r/min毎に設定可能)
内部設定器(VR2)、外部設定器(V-REF)、内部パラメータによる設定
エンコーダ出力分解能 1000P/R 100~10000P/R
  • 拡張機能を使用するときは、別売のデータ設定器(OPX-2A)またはサポートソフト(MEXE02)が必要です。
  • ※ 別売のアクセサリセットを用意しています。

張力制御モード仕様

項目 出荷時 拡張機能時
指令方式

以下の①と②で2種を設定できます。

内部設定器VR1(ボリューム)1種
外部設定器 T-REF(ボリュームまたは外部直流電圧選択)1種
  • ボリュームによる設定:20kΩ 1/4W
  • 外部直流電圧による設定:DC±0~10V 入力インピーダンス15kΩ

以下の①、②、③でアナログ2種+内部パラメータ設定6種の計8種または、内部パラメータ設定8種のどちらかで8種を設定できます。

内部設定器VR1(ボリューム)1種
外部設定器 T-REF(ボリュームまたは外部直流電圧選択)1種
  • ボリュームによる設定:20kΩ 1/4W
  • 外部直流電圧による設定:DC±0~10V 入力インピーダンス15kΩ
内部パラメータ設定6種または8種
制御
方式
簡易モード 送り速度が一定のときに張力が一定となるように制御します。 送り速度が一定のときに張力が一定となるように制御します。
高機能
モードⅠ
- 初期径、材料厚、および最終径をもとに、現在の巻取り(巻出し)径を自動で計算します。運転速度に関係なく、張力が一定となるように制御します。
高機能
モードⅡ
- 高機能Ⅰの内容に加え、材料慣性モーメントと芯金慣性モーメントから、ドライバ内部で負荷慣性モーメントを計算します。加減速時でも張力が一定となるように制御します。
張力制御範囲 0~100%(100%を定格トルクとする。) 0~100%(100%を定格トルクとする。1%毎に設定可能)
速度制限 0~5500r/min
内部設定器(VR2)、外部設定器(V-REF)による設定
0~5500r/min(1r/min毎に設定可能)
内部設定器(VR2)、外部設定器(V-REF)、内部パラメータによる設定
最低速度 簡易モード時の最低速度をSW2で選択する。
設定範囲は0(10r/min)~F(3000r/min)の16段階。
エンコーダ出力分解能 1000P/R 100~10000P/R
  • 拡張機能を使用するときは、別売のデータ設定器(OPX-2A)またはサポートソフト(MEXE02)が必要です。
  • ※ 別売のアクセサリセットを用意しています。

一般仕様

種別 モーター ドライバ
耐熱クラス 130(B) -
絶縁抵抗

以下の通りにDC500 Vメガーにて測定した値が100 MΩ以上あります。

  • ケース−モーター巻線間
  • ケース−電磁ブレーキ巻線間

以下の通りにDC500 Vメガーにて測定した値が100 MΩ以上あります。

  • PE端子−AC主電源コネクタ、モーターコネクタ間
  • DC制御電源コネクタ、I/Oコネクタ、エンコーダコネクタ、データ設定器コネクタ、バッテリコネクタ
    −AC主電源コネクタ、モーターコネクタ間
絶縁耐圧

以下の通りに1分間印加しても異常を認めません。

  • ケース−モーター巻線間 AC1.5 kV 50 Hzまたは60 Hz
  • ケース−電磁ブレーキ巻線間 AC1.0 kV 50 Hzまたは60 Hz

以下の通りに1 分間印加しても異常を認めません。

  • PE端子−AC主電源コネクタ、モーターコネクタ間 AC1.5 kV 50 Hzまたは60 Hz
  • DC制御電源コネクタ、I/Oコネクタ、エンコーダコネクタ、データ設定器コネクタ、バッテリコネクタ
    −AC主電源コネクタ、モーターコネクタ間 AC1.8 kV 50 Hzまたは60 Hz
使用環境
(動作時)
周囲温度 0~+40 ℃(凍結のないこと) 0~+50 ℃※2(凍結のないこと)
周囲湿度 85 %以下(結露のないこと)
雰囲気 腐食性ガスのないこと。油などが直接かからないこと。 腐食性ガス、塵埃のないこと。水、油などが直接かからないこと。
保護等級 IP65
(取付面とコネクタ部は除く)
IP20
シャフト振れ 0.05 T.I.R.(mm)※1 -
取付インローのシャフトに対する同心度 0.075 T.I.R.(mm)※1 -
取付面のシャフトに対する直角度 0.075 T.I.R.(mm)※1 -
※1
T.I.R.(Total Indicator Reading):基準軸を中心にして、測定部を1回転させた場合のダイヤルゲージの読みの全量を表します。
※2
ドライバの周囲温度が40 ℃を超える場合は、下記の「モーター連続出力ディレーティングカーブ」をご確認ください。

ご注意

  • 絶縁抵抗測定、絶縁耐圧試験をおこなうときは、モーターとドライバを切り離してください。
    また、モーターのエンコーダ部はこれらの試験をおこなわないでください。
絶縁抵抗測定、絶縁耐圧試験をおこなうときは、モーターとドライバを切り離してください。また、モーターのエンコーダ部はこれらの試験をおこなわないでください。

モーター連続出力ディレーティングカーブ

ドライバの使用周囲温度が40 ℃を超える場合は、モーターの連続出力を下図のディレーティングカーブ以下にしてください。なお、定格出力50 Wタイプと400 Wタイプは、ディレーティングの必要はありません。

モーター連続出力ディレーティングカーブ

規格

法令・規格資料

対応している法令・規格の資料は製品詳細ページの「データダウンロード」タブからダウンロードしていただけます。
(ダウンロード可能なファイルの種類は製品によって異なります。)

各国の法令・規格の解説はこちらからご確認ください。

当社製品のシリーズごとの法令・規格対応状況はこちらからご確認ください。

有害物質

RoHS 指令(2011/65/EU,2015/863/EU)の規制値を超える物質(10物質)は含有していません。

当社製品の製品含有化学物質規制への対応についてはこちらからご確認ください。

ケーブル・周辺機器

NXD20-C
と選択した周辺機器を

品名欄にチェックを入れて「ショップで見積・購入」への追加ができます。

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