ACブロワ MBシリーズ Sタイプ - 特徴
- 高静圧で指向性の強い送風
- 高温送風が可能
- 風量調節や取り付けがしやすい
- AC入力、ランナー径φ100/φ120mm
アプリケーション例
高い静圧と指向性の良さを追求し、多彩な用途を生み出します
ワークを急速冷却する ― 加熱加工後の強制冷却
MBシリーズ Sタイプは、一般的なプロペラファンと比べ、吐き出しの風速が速いことが特徴です。
ワークを空冷するとき、風速が早いほど短時間で冷却できます。加熱加工のスポット冷却に最適です。
例) 300℃の鉄板(200mm×200mm×10mm)を100℃まで冷却する場合
| 同等サイズのプロペラファン | MBシリーズ Sタイプ ランナー径φ120mm | |
|---|---|---|
| 冷却時間※ | 5分30秒 | 2分30秒 |
| 風速 | 6.7m/s | 19.2m/s |
- ※ 使用周囲温度、吸気温度は25℃で算出しています。
冷却時間が短縮できれば、後工程の待ち時間が少なくなります。
冷却装置にブロワを採用することで、工程全体の効率化、生産性の向上を実現できます。
空気をダクトで排気する ― 実験装置内の排気(吸気温度-10℃以上+90℃以下に対応)
MBシリーズ Sタイプは、吸込口にダクトを直接取り付けられる設計のため、ダクト換気に最適です。
吸気温度-10℃以上+90℃以下に対応
乾燥機や加熱装置の温風を送風、排気できるよう、吸気温度-10℃以上+90℃以下に対応しています。
なお、高温送風をするときは、以下の使用周囲温度を確認してください。
| 吸気温度 | 使用周囲温度※ |
|---|---|
| -10℃以上+50℃以下 | -10℃~+50℃(凍結のないこと) |
| +50℃超え+90℃以下 | -10℃~+40℃(凍結のないこと) |
- ※ 冷凍室のような、-10℃以下に温度調節された環境では使用できません。
ダクトの取付性を向上
ダクトを直接取り付けられるよう、吸込口に段差を付けています。
ダクト継ぎ手(別売)を組み付ければ、吐出口にもダクトを取り付けできます。
液体や粉を吹き飛ばす ― エアブロー(液状食品のコーティング)
MBシリーズ Sタイプは、大きな静圧で指向性の強い風を送り出せるため、吹き飛ばしの用途に最適です。
風の力で吹き飛ばせば、液体や粉の量を調節するとき、ワークに直接触れる必要がありません。
ワークを清潔に保ちつつ、均一な吹き飛ばしを実現します。
吹き飛ばし量を手動で調節
風量調節用ダンパ(別売)を組み付けると、手動での風量調節が可能です。
目盛りを見ながら、ワークに合わせて風量を調節できます。風量調節方法については、こちらをご覧ください。
軽量・薄型ワークを吸着する ― 印刷紙の吸着(整頓)
MBシリーズ Sタイプは、大きな静圧で空気を吸い込み、ワークを吸着する用途に最適です。
軽量・薄型ワークを搬送するとき、ワークの散乱、位置ズレを防ぎ、加工ミスや紛失などの工程内不良を改善します。

選べる取付方法/手動で風量調節
取付穴や取付金具を使用して、用途に合わせて取り付けできます
MBシリーズ Sタイプでは、吐出口の位置と、リード線の引き出し方向を変更できます。
モーター組付用ねじを外し、モーターを90°ずつ回転させ、向きを調節します。
吸込口側取り付け(貫通穴)
本体の貫通穴を利用して、ブロワ側から直接取り付けることができます。
吐出口側取り付け(タップ穴)
本体のタップ穴を利用して、装置側から直接取り付けることができます。
取付台座
ブロワに取付台座(別売)を組み付けると、地面に対して垂直に取り付けることができます。
吐出口用取付金具(ランナー径φ120mm用のみ)
ブロワに吐出口用取付金具(別売)を組み付けると、ブロワ側から取り付けることができます。
手動で、その場で、簡単に風量調節ができます
風量調節用ダンパ(別売)を組み付けると、手動での風量調節が可能です。
吸込口の開口面積を調節し、風量を変化させます。調節は手動でおこなえます。
風量調節用ダンパの本体には、目盛りが刻印されています。
目盛りと風量の変化に関するグラフ(参考値)を、風量調節用ダンパの製品詳細ページに掲載しています。