パレタイジングシステムの生産性向上を実現する小型ロボットOVR 3軸直交ロボット

業種 マテハン
工程・装置名 パレタイジングシステム
課題 生産性向上、省人化、コスト削減

課題:手作業でおこなっていたパレタイジング工程の自動化を推進したい

従来の問題点・要望

  • 手作業によるパレタイジングが作業者の負担増と作業ムラを招き、生産性向上の妨げとなっていた。
  • 一般的な産業用ロボットは現場の作業に対してオーバースペックで、導入コストも高く自動化の実現を阻む要因となっていた。

解決策:小型ロボットOVR 3軸直交ロボットで、生産性の向上を実現

パレタイジングとは、小型工業部品をパレットに整然と配置する工程であり、部品メーカーの工場においては生産性向上の重要なポイントとなっています。現在、この作業は人手によっておこなわれているが、産業用ロボットによる自動化が検討されています。しかし、一般的な産業用ロボットのサイズや機能が過剰であるため、導入時のコストやスペースの面で課題があります。また、ロボット導入の経験がないことから、SIerへの依頼に伴う費用やスキル不足も懸念されています。
こうした課題に対して、小型で扱いやすい「OVR 3軸直交ロボット」を導入することで、パレタイジング工程の自動化と生産性向上を効率的に実現することが可能です。

ロボット組み立て作業が不要で、装置立ち上げの時間が短縮

小型ロボット OVR 3軸直交ロボットは、可動範囲300 mm × 300 mm × 100 mm、可搬質量2.5 ㎏で、小型のワーク移載の自動化にちょうどいいサイズです。電動スライダ3軸を組み立てた状態で納品されるため組立工数が不要となり、装置立ち上げの時間が短縮可能です。部品点数が少ないため、部品表作成・発注・受入の手間も削減できます。

パレタイジングシステムへのロボットの導入イメージ

白いベースに黄緑色のアクセントカラーを配した6軸多関節ロボットが、グレーのコンベア上で精密作業を実行している様子
一般的な産業用ロボット採用時のイメージ
緑色の6軸ロボットアームがコンベアベルト上の黒い部品をピックアップし、精密な位置決め作業を行っている自動化システム
小型ロボットOVR3軸直交ロボット採用時のイメージ

低コストでパレタイジング工程の自動化を導入可能

一般的な産業用ロボットをSIerに委託して導入する合計費用よりも、小型ロボット OVR 3軸直交ロボットは、部品代のみ考慮すればよいため、低コストです。ロボット本体だけでなく、制御に必要な機器やケーブルも合わせてお届けします。

構成価格例

品名 数量 定価 小計
ロボット OVR3AR030030Z10K-C 1 682,500円 682,500円
ロボットコントローラ MRC01-C 1 100,000円 100,000円
ドライバ AZD-KD 3 47,200円 141,600円
モーター・ドライバ間ケーブル(3 m) CCM030Z1CBF 1 8,700円 8,700円
CCM030Z1CVR 1 13,500円 13,500円
CCM030Z1DFR 1 17,600円 17,600円
RS-485通信ケーブル(0.1 m) CC001-RS4 3 2,500円 7,500円
合計 971,400円
  • * 上記以外にエンドエフェクタ、DC電源が必要です。

簡単に制御できるロボットコントローラ

MRC01-Cは、小型ロボットOVR3軸直交ロボットを制御するロボットコントローラであり、初心者でも直感的に設計できることが特徴です。セットアップは、無料でダウンロードできるプログラミングソフトMRC Studioでおこないます。プログラミングソフトMRC Studioで設定した動作プログラムは、PCだけで簡単にティーチングと動作確認をすることが可能です。

システム構成

MRC01-CとプログラミングソフトMRC Studioを使用することで簡単にロボット制御が可能です。
MRC01-Cに接続できる推奨ドライバは DC 電源入力タイプのドライバ AZD-KD、またはminiドライバAZD-KR2Dです。

ロボット制御システム構成図 - PLC/IPCからEtherNet/IP通信でMRC01-Cロボットコントローラー経由、RS-485通信でAZシリーズドライバAZD-KDを制御し小型ロボットOVR3軸直交システムを駆動、MRC Studioプログラミングソフト対応

2Dビジョンセンサとの連携機能で、さらに高度な作業を自動化

ロボットコントローラ MRC01 は、ビジョンセンサで取得したワークの位置や角度の情報を使って、ロボットを運転させるための便利な機能を搭載しています。

画像認識連携ロボットシステム - 左側:カメラでワーク位置・角度情報を取得する画像処理機器CV-Xシリーズ、右側:ロボット座標に変換して運転するMRC01コントローラー制御の小型ロボットOVR、EtherNet/IP通信で連携

画像処理機器、PLCの対応機種について

上記構成図は、株式会社キーエンス製 CV-X シリーズとの接続例です。他社との接続も可能ですので、お問い合わせください。

キャリブレーションについて

2D カメラと連携するために、MRC Studio を使ってあらかじめキャリブレーションを行います。イラストを見ながら画面の指示に従って操作するだけで簡単に設定ができ、補正工数を削減できます。(カメラは 2 台までキャリブレーションができます。)

パレタイジングシステムにおけるビジョンセンサ情報のロボットコントローラMRC01への取り込みイメージ

アルミフレーム構造のガントリー型ロボットが緑色レーザーガイドで白黒の部品トレイから精密ピッキング作業を行う自動化装置

安心のセットアップサポート

「小型ロボットOVRと、簡単プログラムができるロボットコントローラMRC01を購入したが、最初はうまく動かせるか不安」というお客様のために、装置に合わせたロボットのプログラムをお客様と一緒に作成し、ビジョンセンサの立ち上げをお手伝いする有償サービスを提供しています。お客様の業務の負担軽減や工数削減に貢献します。

提案製品:小型ロボットOVR 3軸直交ロボット

白いアルミフレーム構造にX・Y・Z軸リニアアクチュエーターと黒いケーブルベアを組み合わせた精密位置決めロボット、コンパクト設計の産業用自動化装置

ロボットコントローラ

  • MRC01
  • ロボットコントローラユニットMRCUシリーズ

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