検体分析装置で使われる電子部品の安定調達を実現するCVDシリーズ Sタイプ ドライバ

業種 医療、生化学分析、バイオ
工程・装置名 検体分析装置
課題 安定調達、品質向上、工数削減

課題:自作ドライバからメーカー品ドライバへの切り替えによって、部品の安定調達を行いたい

従来の問題点

  • 従来機種に搭載しているステッピングモータードライバ  は自作しているが、入手が困難になった電子部品が増えており、その調達に苦労している(特に、自作ドライバに使用する、長年使用していたメーカーのICの生産が終了してしまった)
  • 新たなメーカーのICに変更したものの、品質に問題が生じており、BCP(事業継続計画)の観点からも何らかの対応が求められている

解決策:CVDシリーズ Sタイプドライバで、部品の安定した調達と装置の性能改善を実現

検体分析装置を製造している企業にとって、部品の安定調達は重要な課題となります。たったひとつの部品であっても、その部品が調達できない状況に陥ってしまえば、製品の供給がストップしてしまうからです。

薄型・小型の基板実装型ドライバCVDシリーズ Sタイプ(2相ステッピングモーター用バイポーラ駆動ドライバ/5相ステッピングモーター用ドライバ)を採用することで、検体分析装置で使われる部品の安定した調達が可能になります。また、自作ドライバを使っていたときと比べ、振動や騒音の低減といった性能改善も図れるでしょう。

ドライバの安定的な調達と、保守部品削減

CVDシリーズ Sタイプには、モーターの駆動に必要な、マイコン、FET、電流検出用抵抗、ヒューズなどが、あらかじめ製品に搭載されています。アルミ電解コンデンサを接続するだけで、既製品と同様の駆動回路が完成します。

必要部品の点数を削減できれば、運用開始後の保守部品の管理もシンプルになります。

CVDシリーズSタイプの基板とアルミ電解コンデンサのセット画像。

専用設計でモーター特性を引き出し高トルク化、低振動・低騒音化

CVDシリーズ は、ステッピングPKPシリーズのモーター特性を最大限に引き出す設計となっており、出力電流を増加することで高トルク化を実現しつつ、フルタイムマイクロステップ制御によって低振動化・静音化。装置の静音化など性能改善に貢献します。

パルス発信用IC不要で、SPI通信で位置決め制御が可能

CVDシリーズ SタイプのSPI通信対応は、位置や速度の設定、モーターの起動/停止などをSPI通信でダイレクトに制御できます。パルス発振用ICの代わりに、CPUを使ってパルス信号を生成する必要もありません。パルス発信用ICのコストを削減しつつ、パルス信号を生成するための負担も軽減します。

CVDシリーズ Sタイプ SPI通信対応を使用する場合 パルス発振用ICを使用する場合
マイコンからSPI通信でモーターを制御する構成図。CVDドライバを経由。
マイコンからパルス信号を使ってドライバ経由でモーターを制御する構成図。

上位システムの負荷軽減

CVDシリーズ Sタイプはエンコーダからの信号を直接取り込むことができます。上位コントローラからのパルス数と比較することで、ノイズによる誤動作の確認に使用でき、パルスカウンタや演算システムを削減できます。

エンコーダ信号の取り込みイメージ 

エンコーダフィードバックによって制御基板に信号が伝送される高精度位置制御装置の構成図。
CVDシリーズ Sタイプ SPI通信対応

電子基板へドライバを直接実装、設計工数を削減

CVDシリーズ Sタイプは、電子基板に直接実装できる設計となっています。そのため、追加のアダプタなどを使用する必要がなく、その分の設計工数を削減可能です。

CVDシリーズ SタイプSPI通信対応の実装イメージ 

CVD Series S Type 制御基板を実装した装置内部の比較イメージ。基板占有スペースが少なく、省スペース設計。

電子基板への直接実装イメージ

提案製品:2相ステッピングモーター用バイポーラ駆動ドライバ/5相ステッピングモーター用ドライバ CVDシリーズ Sタイプ SPI通信対応

省スペース対応の小型制御基板。提案製品としての利用に適する。

組み合わせ可能モーター

  • 2相/5相ステッピングモーターPKPシリーズ

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