Q.NETC02-CCのデータの書き込み方法で、命令選択方式と命令固定方式がありますが、どう使い分ければいいでしょうか?
それぞれの方式によって、適した用途や書き込み手順が異なります。
命令選択方式
<適した用途>
変更するデータの種類が多い用途に適しています。
- 例)
-
- 電源投入時に、複数の初期データを上位PLCから送信する使い方
- 段取り替えのときに、製品ごとで分けた運転データNo.のデータを、上位PLCから送信する使い方
<書き込み手順の概要>
リモートレジスタにデータをセットし、D-REQ(コマンド実行要求)をONにします。
D-REQがONするタイミングで、ドライバにデータが書き込まれます。

命令選択方式では、さまざまな種類のデータを書き換えることができます。
書き込み手順の詳細については、下記のFAQをご参照ください。
Q470. NETC02-CCを使用しています。命令選択方式でデータを書き込むにはどうしたらいいですか?
また、複数のデータを書き込む場合の使い方については、下記のFAQをご参照ください。
Q462. NETC02-CCを使用し、命令選択方式で複数のデータを同時に書き換えたい場合、どのようにすればいいですか?
<その他>
以下のような場合も、命令選択方式を使用します。
- 簡易ダイレクトデータ運転の実行(AZシリーズのみ)
- メンテナンスコマンドの実行
命令固定方式
<適した用途>
1つのデータNo.の位置、速度などを頻繁に書き換える用途に適しています。
- 例)
-
- タッチパネルから、そのつど位置データを変更する使い方
- 上位PLCが次の位置を自動計算し、運転ごとに位置データを変更する使い方
<書き込み手順の概要>
リモートレジスタにデータをセットし、WR-REQ(コマンド実行要求)をONにします。
WR-REQがONするタイミングで、ドライバにデータが書き込まれます。
この後、WR-REQがONの間は、データをセットするだけでドライバに値が即反映されます。

命令固定方式では変更できるデータの種類は限られますが、命令選択方式のように、データを書き込むときにD-REQのON/OFFを切り替える必要がありません。
書き込み手順の詳細については、下記のFAQをご参照ください。
製品カテゴリ: コントローラ・ネットワーク対応製品
機種・シリーズ: NETC02-CC
内容: 使用方法・設定方法
FAQ No.: 461
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