1. 速度制御運転の種類

速度制御運転とは、ワークの種類や作業条件によって、搬送速度(モーター回転速度)を変更する運転方法です。
インダクションモーターやレバーシブルモーターなどACモーターは、一定速用ですので、そのままでは速度調整はできません。
そこで、速度制御運転をおこなう場合は、スピードコントロールモーターを使用します。

スピードコントロールモーターの種類

ブラシレスモーター

小型ハイパワーのブラシレスモーターとドライバを組み合わせた速度制御モーターです。省エネルギー、速度安定性に優れ、広い速度制御範囲を実現しています。

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デジタル表示パネルと設定ダイヤルを搭載し、クルクル・ポンの簡単操作。

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BLE2シリーズ

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I/Oや外部直流電圧による速度設定が可能。トルク制限、上下駆動、パソコンからの設定・指令に対応。

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BLHシリーズ

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DC24V入力のドライバを採用。アナログ設定、デジタル設定、RS-485通信に対応。バッテリ駆動が可能。

ACスピードコントロールモーター

インダクションモーターやレバーシブルモーターに、速度検出用のレートジェネレータ(交流発電機)を組み付けたモーターです。専用の制御回路(スピードコントローラ)と組み合わせて、簡単操作でACモーターを速度制御する、コストパフォーマンスに優れた製品です。

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デジタル表示パネルと設定ダイヤルを搭載し、クルクル・ポンの簡単操作。

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DSCシリーズ

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I/Oや外部直流電圧による速度設定が可能。電磁ブレーキ付モーターもラインアップし、上下駆動に対応。

三相インダクションモーター + インバータ

インバータは、モーターに印加する電源の周波数・電圧を制御して、速度を変える制御回路です。三相インダクションモーターと組み合わせて使用します。

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